イム・ヒョンス : ウィキペディア(Wikipedia)
イム・ヒョンス(임현수、1955年2月16日 - )は、韓国系カナダ人の牧師。
経歴
ソウル特別市のキリスト教徒の家庭で育った。
福音派内の超教派の伝道協力(パラチャーチ)機関キャンパス・クルセード・フォー・クライストで活動し、1986年、夫人と共に韓国からカナダへ移住した。ミシサガのライト・コリアン長老教会(Light Korean Presbyterian Church)を主管し信徒は3千人。同教会は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東部の羅津で孤児院や保育所、老人介護施設などを運営しており、1997年から100回以上、人道的使命で北朝鮮を訪れてきた。
2015年1月30日に定期的な訪問のために中国経由で北朝鮮入りしたが、平壌への移動中に北朝鮮当局に逮捕された。同年7月30日に人民文化宮殿で記者会見し「援助の名目で北朝鮮各地を訪ねた目的は、政府転覆に向けた基礎を築き、米韓両政府の政策に利するような宗教国家を作るためだった」と述べたという。
2017年8月9日、仮釈放されたことが明らかになった。
関連項目
- 北朝鮮に拘留されている外国人の一覧
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/08 05:12 UTC (変更履歴)
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