新谷学 : ウィキペディア(Wikipedia)

新谷 学(しんたに まなぶ、1964年9月1日 - )は、日本の雑誌編集者。株式会社文藝春秋取締役執行役員・総局長。『文藝春秋』編集長、『週刊文春』編集長を歴任。

経歴

  • 1980年3月 - 八王子市立ひよどり山中学校卒業
  • 1983年3月 - 東京都立八王子東高等学校卒業都立八王子東高等学校同窓会報「桜庭」第32号p20にて確認
  • 1989年3月 - 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。
  • 1989年4月 - 株式会社文藝春秋入社。スポーツ・グラフィック・ナンバー、マルコポーロ編集部DICTIONARY LIBRARY
  • 2001年 - 『週刊文春』編集部デスク名誉毀損報道事件 週刊文春敗訴 山田敏雅氏勝訴の東京地裁判決全文、『文藝春秋』編集部統括次長、ノンフィクション局第一部長(書籍)ノンフィクション局第一部を歴任
  • 2012年4月 - 『週刊文春』編集長に就任4/12号p164「次週より、編集人が新谷学に代わります。」
  • 2018年7月 - 『週刊文春』編集局長に就任
  • 2021年7月 - 『文藝春秋』編集長・株式会社文藝春秋執行役員に就任
  • 2023年5月 - 株式会社文藝春秋取締役・総局長に就任(現任)
  • 2023年6月 - 『文藝春秋』編集長を退任

人物

主張

  • 週刊文春編集長として安倍政権に「親」でも「反」でもなく、書くべき事は書くで「メディアはファクト(真実)で戦え」と主張している。
  • 甘利大臣のスクープも、官邸中枢から「TPP調印へ出席させるまで待ってほしい」と言われてたが、突っぱねた。「そのことについて報じるべきファクトがあるのに、書かないという選択肢はない」と述べている。
  • 朝日新聞への寄稿において、「安倍晋三首相は理念型政治家なので、メディア側の親安倍と反安倍が分かれていて、産経の愛読者と朝日の愛読者では、互いに見聞きしたい情報で批判し合うだけで建設的な議論がない」と述べている。マスコミはファクトで闘うべきだが、朝日新聞は「ファクトより論」の傾向があり、靖国神社や沖縄問題で安倍首相の批判の仕方が旧態依然であり、好きな人は来るが嫌いな人は来ないので、安倍首相にも「またか」として聞き流されている、としている。朝日新聞が安倍政権を批判するなら反論出来ないスクープを出すべきで、それが朝日新聞が特報した森友学園問題だったと評価している「メディアはファクトで戦え」 朝日新聞 2017年4月24日

受賞

  • 2021年12月 - 第24回みうらじゅん賞

著書

  • 新谷学『「週刊文春」編集長の仕事術』、ダイヤモンド社、2017年、
  • 新谷学『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』、光文社、2021年、

出演

  • エアレボリューション(ニコニコ生放送、2023年12月21日)

関連項目

  • 報道におけるタブー
  • 山口敬之
  • 百田尚樹
  • 殉愛 (百田尚樹)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/03 10:14 UTC (変更履歴
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