サム・ユーイング : ウィキペディア(Wikipedia)
サミュエル・ジェームズ・ユーイング(Samuel James Ewing, 1949年4月9日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州出身の元プロ野球選手(外野手)。右投左打。
経歴
のドラフト会議でニューヨーク・ヤンキースから指名されるも入団せず。にはモントリオール・エクスポズから1巡目で指名されるもこれまた入団せず。翌にシカゴ・ホワイトソックスから1巡目で指名されようやく入団。メジャーデビュー。に拡張ドラフトで新球団トロント・ブルージェイズに指名され移籍。
、日本ハムファイターズに入団。「本塁打30本は打てる現役メジャーリーガー」というふれ込みで入団するも、このシーズン通して15本しか打てず、拙守・鈍足で期待を裏切った。
2年契約のため翌1980年もチームに残留したが、この年の新外国人選手のトニー・ソレイタに加え、開幕直前の3月31日にトミー・クルーズが新たに入団したため、ユーイングが一軍から外れることになった。2年契約の関係もあり球団からは二軍でコーチとして若手の指導に当たるよう要請されたが、ユーイングは「アメリカで出直す」と拒否日刊スポーツ1980年4月2日3面「哀れユーイングはみ出す コーチ要請拒否」。2年契約の1年を残して、3月31日付で任意引退となり、開幕を目前に控えながら退団となった。
帰国後ホワイトソックス傘下3Aでプレーするが、メジャー復帰は果たせず、この年限りで引退。
詳細情報
年度別打撃成績
CHW | 11 | 22 | 20 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | .150 | .227 | .200 | .427 | ||
19 | 43 | 41 | 3 | 9 | 2 | 1 | 0 | 13 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 8 | 0 | .220 | .256 | .317 | .573 | |||
TOR | 97 | 266 | 244 | 24 | 70 | 8 | 2 | 4 | 94 | 34 | 1 | 1 | 3 | 0 | 19 | 4 | 0 | 42 | 8 | .287 | .338 | .385 | .724 | ||
40 | 62 | 56 | 3 | 10 | 0 | 0 | 2 | 16 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 0 | 9 | 0 | .179 | .242 | .286 | .528 | |||
日本ハム | 119 | 449 | 416 | 41 | 119 | 20 | 2 | 15 | 188 | 65 | 2 | 0 | 0 | 4 | 29 | 2 | 0 | 77 | 11 | .286 | .330 | .452 | .782 | ||
MLB:4年 | 167 | 393 | 361 | 31 | 92 | 11 | 3 | 6 | 127 | 47 | 1 | 1 | 3 | 1 | 28 | 6 | 0 | 65 | 9 | .255 | .308 | .352 | .659 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB:1年 | 119 | 449 | 416 | 41 | 119 | 20 | 2 | 15 | 188 | 65 | 2 | 0 | 0 | 4 | 29 | 2 | 0 | 77 | 11 | .286 | .330 | .452 | .782 |
記録
- NPB
- 初出場・初先発出場:1979年4月7日、対ロッテオリオンズ前期1回戦(後楽園球場)、4番・右翼手として先発出場
- 初安打・初打点:同上、5回裏に村田兆治から適時打
- 初本塁打:1979年4月23日、対阪急ブレーブス前期3回戦(阪急西宮球場)、7回表に佐藤義則から2ラン
背番号
- 10 (1973年)
- 19 (1976年)
- 5 (1977年 - 1978年)
- 32 (1979年 - 1980年)
出典
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 E
- 北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧
- 北海道日本ハムファイターズの選手一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/04/24 15:33 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.