水沼健 : ウィキペディア(Wikipedia)
水沼 健(みずぬま たけし、1967年10月25日 - )は、日本の劇作家、演出家、脚本家、俳優。愛媛県出身。立命館大学卒業。劇団「MONO」所属、壁ノ花団主宰、近畿大学文芸学部教授。
来歴
- 1989年、立命館大学在学中に土田英生らと共に劇団「B級プラクティス(現 MONO)」の結成に参加する
- 1991年、故林広志を中心に結成されたユニット「GOVERNMENT OF DOGS」に参加する
- 1998年、金替康博、内田淳子と共にユニット「羊団」を結成、演出を担当した事をきっかけに演出家としての活動を始める
- 2004年、自身の作品を発表するユニット「壁ノ花団」を結成、第1回公演作品「壁ノ花団」がOMS戯曲賞 大賞を受賞する
- 2013年、作「ニューヘアスタイルグッド」が第57回 岸田國士戯曲賞 最終候補作に選考される
- MONO・GOVERNMENT OF DOGS公演のほぼ全作品に出演、壁ノ花団 公演のほぼ全作品で作・演出を行う。
- 近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻教授、日本劇作家協会 会員、2010年までNPO法人 京都舞台芸術協会 理事長を務める。
受賞歴
- 2000年(第3回)関西現代演劇俳優賞 男優賞
- 2004年(第4回)AAF戯曲賞 佳作「むずかしい門」
- 2005年(第12回)OMS戯曲賞 大賞「壁ノ花団」
- 2008年 十三夜会 奨励賞「アルカリ」
- 2011年 佐藤佐吉賞 優秀演出賞「ヤングフォーエバー」
- 2015年(第34回)京都府文化賞 奨励賞
参加作品
舞台
壁ノ花団 公演(作・演出)
- 作品一覧はこちらを参照
羊団 公演(作:松田正隆)
- Jericho(1998年、ウイングフィールド)演出
- 水いらずの星(2000年、メイシアター 他)演出
- むずかしい門(2002年、アトリエ劇研)作・演出
- 石なんか投げないで(2004年、メイシアター 他)演出
その他
- 岡山舞台芸術ゼミナール・プロデュース 水蜜塔「ただようように」(2004年、サンポートホール高松 他)演出
- 演劇計画
- 2004「アルマ即興」(2004年、京都芸術センター)演出
- 2005「象を使う」(2005年、京都芸術センター)作・演出
- 近松劇場PART19メイシアタープロデュース「彼氏のそこぢから」(2005年、メイシアター)演出
- GOVERNMENT OF DOGSコントライブ「Refresh!」(2008年、ABCホール 他)演出・出演
- 近畿大学文芸学部 芸術学科 舞台芸術専攻
- 18期生「コント大学」(2008年、近畿大学 演劇実習室)演出
- 19期生卒業公演「時の物置」(2010年、日本橋アートスタジオ)演出
- 3年生授業発表公演「アイスクリームマン」(2017年、近畿大学 D館3階ホール)演出
- DRY BONES 6th Performance「いちご大福姫」(2012年、ウィングフィールド)脚本
- MODE 「遠い煙」(2014年、上野ストアハウス)脚本
出演作品
舞台
MONO 公演(2019年まで本公演 46回、特別企画 7回)
- 主な作品一覧はこちらを参照
GOVERNMENT OF DOGS 公演
- 作品一覧はこちらを参照
その他
- OMSプロデュース
- 「坂の上の家」(1995年、2000年、扇町ミュージアムスクエア 他)
- 「その鉄塔に男たちはいるという」(2001年、扇町ミュージアムスクエア 他)
- AI・HALL
- プロデュース「みず色の空、そら色の水」(1996年)
- ドラマ・リーディング「パーマネント・ウェイ」(2008年)
- 劇団八時半「そこにあるということ」(1997年、ウィングフィールド)
- 彩の国秋の舞台芸術祭「ひまわり」(1997年、彩の国さいたま芸術劇場)
- 京都府立文化芸術会館プロデュース「家を出た」(1998年)
- あまがさき近松創造劇場「蜻蛉」(1999年、新国立劇場 小劇場)
- 近松劇場PART13メイシアタープロデュース「近松ゴシップ」(1999年、メイシアター)
- 土田英生&水沼健ふたりコント・ライブ「ショート・カッツ」(2000年、梅田CLUB QUATTRO)
- ニッキーズ・パビリオン(2001年、中之島リサイタルホール)
- 東京国際芸術祭「南半球の渦」(2002年、シアタートラム)
- 京都芸術センター日韓プロジェクト「海と日傘」(2003年)
- KPACプロデュース公演「聞こえる、あなた? fuga#3」(2005年、京都芸術劇場 春秋座)
- WOWOW presents「小鹿物語」(2006年、シアターコクーン)
- 天王洲銀河劇場オープニングシリーズ「錦鯉」(2006年、天王洲 銀河劇場)
- 東山フェスタ「五丁目寄席」(2008年、京都市東山青少年活動センター)
- DRY BONES 第2回公演「ラメラ」(2009年、日本橋アートスタジオ)
- 竹内銃一郎集成 最終公演 「動植綵絵」(2018年、千日亭)
テレビ
- 私たちは夜の雪を見ている(1996年、毎日放送)中野 役
- 錦★鯉(2002年、フジテレビ)金子竜人 役
- 天才柳沢教授の生活(2002年、フジテレビ)
- タクシードライバー祇園太郎(2011年、NHK)
ラジオ
- レモンに似た風景(1997年、NHK FM)
- 夜の灯(2000年、NHK FM)
- あの人の声が聞こえた(2008年、NHK FM)
注釈
出典
関連項目
- 壁ノ花団
外部リンク
- 壁ノ花団公式サイト
- MONO公式ホームページ
- 水沼健 - テレビドラマデータベース
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/26 11:51 UTC (変更履歴)
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