笹山久三 : ウィキペディア(Wikipedia)
笹山 久三(ささやま きゅうぞう、1950年9月12日『文藝年鑑』2016 - )は、日本の小説家・労働運動家。高知県幡多郡西土佐村(現・四万十市)出身。本名:芝 久巳(しば ひさみ)。
人物・来歴
高知県中村高校西土佐分校卒。1969年、横浜金沢郵便局入局(現在は配転により異動)。
1987年、『四万十川 あつよしの夏』によってデビュー。この作品により、1987年度文藝賞、1989年度坪田譲治文学賞を受賞、1991年には映画化もされた。
著作
- 『四万十川 あつよしの夏』河出書房新社, 1988.1 のち文庫
- 『四万十川 第2部 (とおいわかれの日々に)』河出書房新社, 1989.6 のち文庫
- 『四万十川 第3部 (青の芽吹くころは)』河出書房新社, 1991.1 のち文庫
- 『四万十川 第4部 (さよならを言えずに)』河出書房新社, 1993.6 のち文庫
- 『四万十川 第5部 (ふるさとを捨てても)』河出書房新社, 1995.2 のち文庫
- 『四万十川 第6部 (こころの中を川が流れる)』河出書房新社, 1996.11 のち文庫
- 『飢餓船』(河出書き下し長篇小説叢書) 河出書房新社, 1990.1
- 『郵便屋』河出書房新社, 1992.12 のち文庫
- 『郵便屋の涙』河出書房新社, 1998.9
- 『幼年記かがやく大気のなかで』農山漁村文化協会, 1992.4
- 『ゆたかは鳥になりたかった』後藤みえこ絵. 河出書房新社, 1995.6
- 『やまびこのうた』河出書房新社, 1995.7
- 『とおい夏の日 四万十川ものがたり』(ものがたりうむ) 河出書房新社, 1996.12
- 『母の四万十川 第一部 (さいはてのうたがきこえる)』河出書房新社, 1996.3
- 『母の四万十川 第2部 (それぞれの道)』 河出書房新社, 1997.12
- 『母の四万十川 第3部 (かたすみの昭和) 河出書房新社, 1999.6
- 『きみのおかげだよ』 (教育画劇の創作童話) 長新太絵. 教育画劇, 1997.11
- 『ぼくの子そだて』(教育画劇みんなのえほん) 鈴木まもる絵. 教育画劇, 2001.11
- 『四万十川のひかり』河出書房新社, 2013.11
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