鹿野草平 : ウィキペディア(Wikipedia)

鹿野 草平(かの そうへい、1980年9月16日鹿野草平VS江原大介 吹奏楽創造決戦 - )は、日本の作曲家。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコース「作・編曲」非常勤講師洗足学園音楽大学「教員・指導陣紹介」鹿野草平

人物・来歴

神奈川県横浜市戸塚区出身。2004年、東京音楽大学作曲科を卒業。2006年、同大学院修了。変拍子を多用し、クラシックをベースに、ロック、ジャズを取り入れた作風で知られる。

幼少期にYAMAHA音楽教室に通い、中学校の頃に買い与えられたパソコンで編曲・作曲に打ち込む。作曲を有馬禮子、池辺晋一郎、甲田潤、西村朗、藤原豊、三木稔、水野修孝、指揮を上谷一衛、汐澤安彦、薩摩琵琶を、田中之雄に師事。

2010年度全日本吹奏楽コンクール課題曲「吹奏楽のためのスケルツォ 第2番 ≪夏≫」を作曲。

2011年1月放映・山本寛監督冒険SFアニメ「フラクタル」(フジテレビ/ノイタミナ枠)の音楽を担当。オーケストラで編成された楽曲を手がけ、山本の要望により作品のメインテーマとなる楽曲の吹奏楽版・「吹奏楽のための『フラクタル組曲』第一楽章」を発表。2011年4月、「フラクタル オリジナルサウンドトラック」をリリース。2012年、山本寛監督による東日本大震災チャリティーアニメ「blossom」の音楽、2019年6月、山本寛監督によるアニメ映画「薄暮」の音楽を担当TwilightStudio広報2019年6月28日劇場アニメ『薄暮』公式サイト

主な作品

作曲

  • 刑法 合唱と管弦楽のための
  • 交響的群像
  • 仮想劇伴 「行進曲・海」「行進曲・陸」「フィナーレ」
  • 絃楽四重奏の為のハード・テクノ
  • 室内管絃楽のためのスケルツォ
  • 琵琶とチェンバロのための2重奏曲
  • ヴィオラ分奏曲
  • プロジェクトBのための《キープムービング・フォローミー》
  • 吹奏楽のためのスケルツォ 第1番
  • 吹奏楽のためのスケルツォ 第2番 ≪夏≫
  • 凱旋行進曲
  • 吹奏楽のための『フラクタル組曲』第一楽章
  • 吹奏楽のためのスケルツォ第3番《熱、喧騒、浜辺にて。》
  • よみがえる大地への前奏曲
  • 3つの戦法による《譜》 第1局 ゴキゲン中飛車 第2局 藤井システム 第3局 早石田
  • 《スノー・ウィンド》 サックス四重奏のための

編曲

  • クラリネットで吹きたい スタジオジブリ シネマセレクション(一部)(アルソ出版)
  • 気分で吹いちゃうサックスDUO!(一部)(アルソ出版)
  • クラリネットのための映画音楽 SCREEN MUSIC FOR CLARINET Vol.2(一部)(アルソ出版)

アニメ劇伴

  • 2011年「フラクタル」
  • 2012年「blossom」
  • 2019年「薄暮」

関連作品

  • フラクタル オリジナル・サウンドトラック
1. フラクタル
2. ハリネズミ(作詞・作曲・唄: AZUMA HITOMI)
3. この荒涼たる世の中で
4. ネッサのワルツ
5. ネッサは好きのことがすき
6. ネッサは嫌いのことがきらい
7. 昼の星(作詞:岡田麿里、作曲・編曲:神前暁、唄:AZUMA HITOMI)
8. いっときの安息
9. むらまつりの音
10. こぜりあい、おおさわぎ
11. 里山の光景
12. 僧院の祝詞
13. ディアスのプレリュード
14. ネッサの暴走
15. 日々の糧のみのための労働と苦役から
16. グラニッツの活動日誌
17. グラニッツの陰謀
18. グラニッツの闘争
19. 人柱の巫女
20. 未来への旅路
21. サリーガーデン(原曲:アイルランド民謡、日本語歌詞・唄:AZUMA HITOMI)
  • TVアニメ『トリコ』キャラクターコレクションIIIより 鈴のラブソング 「Ring Ring」

受賞歴

  • 2002年第2回JFC作曲賞「絃楽四重奏の為のハード・テクノ」佳作受賞
  • 2008年第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール「吹奏楽のためのスケルツォ 第1番」2位受賞
  • 2009年第2回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール「吹奏楽のためのスケルツォ 第2番 ≪夏≫」1位受賞 (2010年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲V)

関連項目

  • 全日本吹奏楽連盟作曲コンクール
  • 全日本吹奏楽コンクール課題曲一覧

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/13 13:16 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「鹿野草平」の人物情報へ