渡辺葉 : ウィキペディア(Wikipedia)

渡辺 葉(わたなべ よう、1970年 - )は、日本のエッセイスト、翻訳家、通訳、米国ニューヨーク州およびニュージャージー州の弁護士葉的MANHATTAN☆HOUR

略歴

東京都生まれ。父は作家の椎名誠。実弟がモデルとなっている小説『岳物語』には、葉自身の希望などの理由があり登場していない。

慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。カリフォルニア大学サンタクルーズ校留学を経て、役者の道を歩み出す。1995年、一時帰国したのち単身ニューヨークに渡る。2003年、オレゴン州ポートランドに移住、のちニューヨークに戻る。米国ニューヨーク州フォーダム大学で法務博士(Juris Doctor)を取得。2016年、米国ニューヨーク州およびニュージャージー州の弁護士資格認定試験に合格渡辺葉(@yowatanabe101)|Twitter渡辺葉(@yowatanabe101)|Twitter

著書

  • 『おさかなマンハッタンをゆく』(日経ホーム出版社) 1999
  • 『ニューヨークで見つけた気持ちのいい生活』(青春出版社) 2002、のち青春文庫
  • 『やっぱり、ニューヨーク暮らし。』(扶桑社) 2002、のち集英社文庫
  • 『ニューヨークで見つけた気持ちのいい「ふたり生活」』(青春出版社) 2004
  • 『樹のあるところに、住みたくなったから。 オレゴン州ポートランドのゆるやか暮らし』(二見書房) 2007
  • 『ニューヨークの天使たち。』(集英社文庫) 2007
  • 『ふだん着のニューヨーク はる・なつ・あき・ふゆ…わたしの暮らしごよみ』(青春出版社) 2012

共著

  • 『葉と葉子のふたりごと』(岸本葉子共著、清流出版) 2003

翻訳

  • 『モグラびと ニューヨーク地下生活者たち』(ジェニファー・トス、集英社) 1997
  • 『ミア・ファロー自伝 去りゆくものたち』(ミア・ファロー、集英社) 1998.10 ISBN 978-4087733082
  • 『料理人誕生 米国料理学院(CIA)の秘密』(マイケル・ルールマン、集英社) 2001
  • 『愛の林檎と燻製の猿と 禁じられた食べものたち』(スチュワート・アレン、集英社) 2003
  • 『アマンダの恋のお料理ノート』(アマンダ・ヘッサー、集英社文庫) 2004
  • 『月の光のなかで』(キャロリン・マックヴィッカー・エドワーズ、ぺんぎん書房) 2004 ISBN 4901978217椎名葉名義での翻訳。
  • 『優しく歌って、高らかに歌って : 檻の中の女たち』(パトリシア・マッコネル、徳間書店) 2004 ISBN 4198618968
  • 『ながいよるのおつきさま』(シンシア・ライラント作、マーク・シーゲル絵、講談社) 2006
  • 『十五少年漂流記』(ジュール・ヴェルヌ椎名誠共訳、新潮社、新潮モダン・クラシックス) 2015 ISBN 978-4105910044
  • 『シンデレラ 自由をよぶひと』(レベッカ・ソルニット、河出書房新社) 2020.11 ISBN 978-4-309-20810-7

注釈

出典

参考文献

  • 日本文藝家協会(編)『文藝年鑑 2007』新潮社、2007年6月、ISBN 9784107500335。

関連項目

  • ニューヨーク州弁護士

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/19 12:01 UTC (変更履歴
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