ヤンス・フォード
米ニューヨーク州のハミルトン・カレッジを卒業後、映画配給会社が主催するワークショップに参加。その後、TVシリーズ「P.O.V.」(07)など、ドキュメンタリー作品の製作を数多く務める。1992年に実兄が犠牲となった殺人事件とその根底にある黒人差別を題材に、自身初の長編ドキュメンタリー映画「ストロング・アイランド」(17)を監督し、サンダンス映画祭の審査員特別賞(ストーリーテリング賞)を受賞するなど高い評価を得る。同作はアカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、トランスジェンダーの映画監督として史上初のオスカー候補となった。