謙吾 : ウィキペディア(Wikipedia)

謙吾(けんご、1976年1月31日 - )は、日本の元男子総合格闘家。ラグビー指導者。埼玉県越谷市出身。

来歴

ラグビー

幼い頃はプロレスラーのアントニオ猪木に憧れ、中学校時代は水泳をやっていた。ラグビー部を題材にしたドラマ「スクール☆ウォーズ」に刺激され、埼玉県立草加高等学校からラグビーに熱中。県選抜メンバーとして国体に出場。高校日本代表に選出され海外遠征も経験した。進学した大東文化大学ラグビー部では1年生からレギュラーとなり、2年生の時には関東大学ラグビーリーグ戦グループで優勝。4年生では主将となり、関東大学ラグビーリーグ戦グループベストフィフティーンにも選ばれ、また日本代表候補にも選ばれた初のラグビー世界選抜に選ばれたプロレスラー!キツさは新日本道場以上!? W杯・盛り上がり最高潮!『ラグビーとプロレス』特集!ぼくらのプロレス 2019年10月6日。大学時代には、明治大学ラグビー部に所属し後にプロレスラーとなった鈴木健想と対戦歴がある。

総合格闘技

1998年1月、社会人ラグビー部を擁する多数の大手企業からのスカウトがありながら、大学卒業と同時にパンクラスに入団。東京道場所属となる。

1998年9月、パンクラス旗揚げ5周年記念興行日本武道館大会でプロデビュー。対戦相手は、元パンクラス王者で当時最強と言われていたバス・ルッテンだった。ルッテンを相手に臆することなく真正面から打撃で打ち合うも3回ダウンを奪われTKO負け。

2000年9月24日のジョー・チャールズ戦からリングネームを本名から謙吾に変更した。

2001年8月18日、DEEP2001でドス・カラスJrと対戦し、ひじの脱臼によりTKO負け。

2002年3月30日、DEEP2001でドス・カラスJrと再戦。チョークスリーパーで一本勝ちを収めリベンジに成功した。

2003年5月2日、新日本プロレスでLYOTOとULTIMATE CRASHルールで対戦し、0-3の判定負け。

2003年8月6日、、パンクラスism所属のままアメリカ合衆国ラスベガスにあるジョン・ルイスの道場で武者修行を行うことを発表。

2003年11月2日、アメリカ合衆国サンディエゴで開催されたKing of the Cageでウェイド・シップと対戦し、パウンドによりTKO負け。

2005年8月22日、アメリカ合衆国ロサンゼルスを拠点に活動することを発表した[パンクラス] 謙吾、パンクラスとの契約凍結。退路断ちロスへ移住 BoutReview 2005年8月22日。

2006年4月29日、K-1ラスベガス大会のトーナメント戦に出場。謙吾にとって初の立ち技での試合であったが開始40秒でゲーリー・グッドリッジにKO負けを喫した。

2008年6月17日、引退を発表[総合] 元パンクラスの謙吾が引退。「人生に回り道なし」 BoutReview 2008年6月17日。

人物・エピソード

  • 2005年に映画『あずみ2 Death or Love』に主人公・あずみ(上戸彩)の前に立ちふさがる真田幸村からの刺客、上野甲賀衆の一人・六波(ろっぱ)役として出演した。
  • 引退後は、WWEジャパンでのグッズ管理の仕事を経て、現在は前田日明のマネージャーをしている。
  • 2013年に中央大学ラグビー部のウエイトコーチに就任した。

戦績

総合格闘技

キックボクシング

関連項目

  • 埼玉県出身の人物一覧
  • 男子総合格闘家一覧
  • K-1選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/03 12:31 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「謙吾」の人物情報へ