福島珠理 : ウィキペディア(Wikipedia)
福島 珠理 (ふくしま じゅり、1992年12月16日 - )は、日本の女優、映画監督。
人物
埼玉県飯能市出身。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻プロデュース領域修士課程修了。和エンタテインメント所属。杉野希妃とのアシスタントとしてプロデューサー兼女優としてキャリアをスタートさせ、主に女優、プロデューサーとして活動している。
経歴
生い立ち
幼少期からクラシックバレエ、日本舞踊、声楽などを習う。埼玉県立芸術総合高等学校で舞台芸術を学び、フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科に進学する。
女優としてデビュー
2014年、大学在学中に杉野希妃のことを新聞記事で知り『3泊4日、5時の鐘』(14/三澤拓哉監督)のオーディションに応募、そのオーディションで、監督から注目され、ヒロインの1人でもある原彩子役を射止める。同じオーディションで友人役に選ばれたのが 夏都愛未であった。同時に和エンタテインメントのインターンになり、就職先が決まっていたものの内定を断り、2015年東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻プロデュース領域に進む。
映画プロデューサーへの道
2015年に撮影した日仏合作の『海の底からモナムール』(15/ロナンジル)で初めてプロデューサーとして製作に関わる。その後、2016年の『雪女』(16/杉野希妃)ではコプロデューサーとして、どちらも出演せず製作全般を経験する。2017年東京藝術大学大学院映像研究科修士課程を修了後、プチョン国際ファンタスティック映画祭のFantastic Film Schoolの参加メンバーに選ばれる。2018年に企画から監督の夏都愛未と2人で手掛けたプロデュース兼出演作品「浜辺のゲーム」を製作する。
作品
映画(作品)
- 3泊4日、5時の鐘(2014年、三澤拓哉監督、日本・タイ合作) -アシスタントプロデューサー ※シンガポール国際映画祭、マラケシュ国際映画祭、北京国際映画祭脚本賞、第3回シロス国際映画祭作品賞
- 雪女(2016年、杉野希妃監督)-コプロデューサー ※東京国際映画祭コンペティション部門
- 海の底からモナムール(2017年、ロナン・ジル監督、日本・フランス合作)-プロデューサー
- 21世紀の女の子「珊瑚樹」(2019年、夏都愛未監督)-制作
- 浜辺のゲーム(2019年、夏都愛未監督)-プロデューサー
出演
映画(出演)
- 3泊4日、5時の鐘(2014年、三澤拓哉監督、日本・タイ合作) -原彩子役 ※シンガポール国際映画祭、マラケシュ国際映画祭、北京国際映画祭脚本賞、第3回シロス国際映画祭作品賞
- 再恋(2017年、中田圭監督)
- 四月の永い夢(2018年、中川龍太郎監督)-水野彩花 役
- 21世紀の女の子「珊瑚樹」 (2019年)-理央 役
- 浜辺のゲーム(2019年)- 唯 役
- 合間にて(2019年、中田圭監督)
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