船瀬俊介 : ウィキペディア(Wikipedia)

船瀬 俊介(ふなせ しゅんすけ、1950年〈昭和25年〉4月27日 - )は、環境問題を専門とするジャーナリスト。

主に消費者・環境・健康にかかわる分野の題材で取材、執筆を続けている。化粧品や酒類の品質を問うシリーズ書でミリオンセラーを記録するなど、人気のある著者である一方で、政治や医学の分野においては疑似科学・陰謀論者との批判もある。

略歴

福岡県田川郡添田町出身。福岡県立田川高等学校卒業、九州大学理学部中退、早稲田大学第一文学部社会学科卒業。大学在学中より生協活動に携わる。

日本消費者連盟の編集者を経て、1986年独立。

主張

  • 著書『抗ガン剤で殺される』などでは抗ガン剤による癌治療を批判している。また、同書では、日本の医者は医薬品添付文書を読まないと主張している。
  • コンクリート住宅に住むものは、木造住宅に住むものに比べ、冷輻射により9年早死にすると指摘する。
  • 化学メーカー系の大手ハウスメーカーの家をシックハウスであり、地球上であるいは日本の国内で最も化学物質汚染が危険な場所は新築の家と主張。「建ててはいけないセキスイハウス」、「みんなでつぶせミサワホーム」を公言する。さらにひどいのは大和ハウスだとし、特に大手化学メーカーでは家1軒にドラム缶1杯分の接着剤が使われていたと主張。大手ハウスメーカーはシックハウスのるつぼであり、ミサワホームはもっとも被害が一番多かったとする。その後遺症は喘息、精神異常、化学物質過敏症など。542から543種類の化学物質が使われており、正気の沙汰ではないと指摘ジャーナル/船瀬俊介の本を紹介 世の中はペテンに支配されている船瀬俊介の船瀬塾
  • エイズはアメリカ軍の生物兵器である、日本航空123便墜落事故は、99%はアメリカ軍か自衛隊機により口封じのため撃墜されたと主張。
  • 著書『知ってはいけない!?』においてアポロ計画陰謀論や911テロ自作自演論などを肯定、支持している。9.11テロはアメリカのブッシュらにより、6日ほど前に事前にビル解体用の爆弾が仕掛けられており、6800人がツインタワーで死んだと言われているが、実際の死者数は2800人で、残る4000人はユダヤ系の金融機関に勤めていた人たちで誰一人死んでないと指摘。
  • 「ガン検診は受けてはいけない」とし、1990年チェコスロバキアで6300人を被験者としたチェコリポートから、肺癌検診を受けたグループは受けなかったグループに比べ36%多く肺がんに罹患し死んでいた事実から、医療は医猟であり、患者を罠にかけて引きずり込んで命と金をむしりとるハンティングだとする。胃癌検診、大腸癌検診は肺がんよりも被曝量が多くさらに危険で、前立腺癌、子宮癌、乳癌など政府が推奨している検診は受けた人が全部ガンにかかっている。特にCTの被曝は凄まじく、レントゲンの300倍、場合によっては画素数を上げるため3000-30000倍の被ばく量であり、福島第一原子力発電所事故どころではないと指摘。
  • メタボ検診は「病人狩り」であるとし、メタボ検診の基準を作った大阪大学医学部のM教授は、判明するだけで製薬メーカーから8億数千万円受け取っており、癒着の証明だとする。その結果、正常血圧値を180から130にまで下げた。これにより、現在の日本人の70歳以上の半数が高血圧症と診断され2人に1人は降圧剤を処方されている。降圧剤の副作用が認知症、EDの引き金になる。降圧剤治療を受けた人と受けなかった人を比較すると、受けた人が受けなかった人の5倍死んでいると指摘。

著作

単著

  • - 主な参考文献:pp.263–265。
  • - 監修:奥山公道。
  • - 「続」編の副書名:髪も肌も、より美しく。
  • - 「続々」編の副書名:「わかった…!!」全国から目ざめた声。
  • - サブタイトル:お肌も髪もしっとりよみがえる…!
  • - 文献あり。
    • - 平成10年度厚生省委託事業。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
    • - 『巨大地震が原発を襲う』(地湧社2007年刊)の増補改訂、改題。
  • - 文献あり。
  • - 「新」のサブタイトル 日本人だけが知らない世界の100の常識。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
    • - の改訂。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 索引あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 文献あり。
  • - 奥付の各巻のタイトル(誤植):「どれだけ脅迫されても書かずには死ねない」。
  • 『ヴィーガン革命』ビオ・マガジン、2022年4月30日。
  • 『幽体離脱 量子論が“謎”を、とく! NASAは“何か”を隠してるⅡ』 ビジネス社、2023年9月15日。

共著

編著

翻訳

  • - 原タイトル:Cross currents
  • - 原タイトル:Mad cowboy

監修

  • - 原タイトル:Pure & simple, natural weight control
  • - 原タイトル:Colon health
  • - 原タイトル:Water can undermine your health
  • - 原タイトル:Become younger

関連項目

  • 安部司
  • 美味しんぼ - 作中で主人公の山岡士郎から「おもろいおっさん」と紹介されている。
  • 買ってはいけない
  • 偽装
  • 社会運動
  • 消費者運動
  • 水銀
  • ネオニコチノイド
  • 堀江邦夫
  • マスタードガス
  • ラルフ・ネーダー
  • 内海聡
  • ベンジャミン・フルフォード

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/30 16:17 UTC (変更履歴
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