ジョン・ロイド・ヤング
ブラウン大学卒業後、舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、地方劇団の公演やオフブロードウェイ作品に出演する。05年、ブロードウェイデビュー作となったミュージカル「ジャージー・ボーイズ」でフォー・シーズンズのリードボーカル、フランク・バリ役を演じ、トニー賞をはじめ、ドラマ・デスク賞、アウター・クリティックス・サークル賞、シアター・ワールド賞と名だたる演劇賞の主演男優賞を総なめにする。07年に同作の出演を終えてからは、歌手としても活動。人気TVシリーズ「glee」(09)にゲスト出演したほか、12年にはソロデビューアルバム「My Turn...」をリリースする。13年、「ジャージー・ボーイズ」のブロードウェイ公演で再びフランク・バリ役を演じ、翌14年には英ロンドンのウェスト・エンド公演にも参加。クリント・イーストウッド監督がメガホンをとった映画版でも同役を演じている。歌や演技のほかにも、現代アートの分野で才能を発揮する。