木暮武彦 : ウィキペディア(Wikipedia)
木暮 武彦(こぐれ たけひこ、1960年3月8日 - )は、日本のロック・ギタリスト。木暮"shake"武彦名義で活動する。通称シャケ。東京都杉並区生まれ。武南高等学校卒業、国士舘大学中退。元レベッカ、RED WARRIORSなどのメンバー。
私生活では2度の離婚歴があり、最初の妻は元レベッカのNOKKO、2番目の妻は歌手のチエ・カジウラである。カジウラとの間にもうけた娘は女優の杉咲花。現在は一般女性と再々婚をしており、息子もいる。
略歴
- 13歳でフォークギターを弾き始め、15歳の時友人がエレキギターを弾くのに衝撃を受け、以後ロックに夢中になる。
- 高校時代は一年生の夏まで野球部に所属していた
1980年代
- 1984年、レベッカのメンバーとしてデビュー。レベッカというバンド名の名付け親でもある。曲作りでも中心的な役割を担ったが、2枚のアルバム発表後脱退した。
- 1985年、田所豊(ダイアモンド☆ユカイ)らとRED WARRIORSを結成し、翌年に再デビュー。レベッカと同じRで始まるように命名した。1989年の解散までに、オリジナル・アルバム4枚とライヴ・アルバム1枚発表。
- 1989年に渡米。
アメリカ時代
- 1990年、渡米初期バンド活動のナンバーを含んだソロ名義アルバム『EARLY L.A.WORKS』を日本コロムビア・BODYレーベルが発表。リリースは本意でない本人はのちに「これは私生児のようなアルバムだ」と語る。
- 元BOWWOW/VOW WOWの厚見玲衣らと共に、多国籍バンドCASINO DRIVE(バンド)を結成。
- 左腕に「CASINO DRIVE」のタトゥーを入れる。後年本人は「イノセントだったんだろうね」と語っている。
- 『FEVER VISIONS』(1992年)、『エデンの裏口から』(1994年)の2枚のアルバムをポニーキャニオンより発表。ヴォーカルのケネス・アンドリューが2ndアルバム制作前に脱退し、その後木暮はキャリア上初めてアルバム単位のリード・ヴォーカルを務めることとなる。
- JAPAN TOUR以後、CASINO DRIVEの活動を停止。そのまま帰国。
帰国後
- 1995年、プロジェクト、サイコデリシャスを立ち上げる。ポニーキャニオンより1stアルバム『不思議な旅』発表。並行してRED WARRIORSの活動も続ける。
- 1999年、インディーズレーベルより2ndアルバム『真夜中の太陽』発表。
- 2001年、『真夜中の太陽』を再録音、リミックス、ナンバー入れ換えなどした上でImagineレーベルより『一人だけの世界』として再発表。
- 2003年、山梨県富士河口湖町に移住。初の完全インストゥルメンタルであるサイコデリシャス3rdアルバム『Living in Celebration』発表。
- 2006年、Mt.DELICIOUSを結成し、『夜明けのドラゴン』発表。
- 2011年、アルバム『水と光の魔法』発表。Mt.DELICIOUSを休止。
- 2013年、アルバム『儚(はかない)』発表。
- 2014年、アルバム『透明な夜』発表。
- 2016年、アルバム『惑星にて』発表 。
- 2019年、アルバム『楽園の向こう側』発表。
ディスコグラフィ
アルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 |
---|---|---|---|
日本コロムビア / ボディ | |||
1994年11月21日 | EARLY L.A.WORKS | CD | COCA-12148 |
クリアスカイ | |||
2011年11月16日 | 水と光の魔法 | CD | CS-1154 |
2013年10月9日 | 儚 | CD | CS-1155 |
2014年12月3日 | 透明な夜 | CD | CS-1156 |
2015年7月15日 | 浮遊 ~ Floating | CD | CS-1157 |
2016年12月21日 | 惑星にて | CD | CS-1158 |
2020年11月25日 | Birthday Song | CD | CS-1162 |
2020年11月26日 | 楽園の向こう側 | CD | CS-1160 |
関連項目
- ダイアモンド☆ユカイ
- 三国義貴
- 湯川トーベン
- 白浜久
- 向山テツ
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/25 01:02 UTC (変更履歴)
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