玉盛順一朗 : ウィキペディア(Wikipedia)

玉盛 順一朗(たまもり じゅんいちろう、生年月日不詳 )は、日本のインダストリアルデザイナーで、アニメーションのメカニックデザイナーも務める。

来歴

沖縄県に生まれる

1990年、沖縄県立芸術大学美術工芸学部(デザイン工芸学科、デザイン専攻)を卒業する。カロッツェリア(自動車車体デザイン工房)、工業デザイン事務所において、デザインアシスタント、プロダクトデザイナーを務める(横浜・東京)。

1998年よりフリーランスデザイナーとなる。沖縄を拠点とし、プロダクトデザイン、ウェブデザイン、情報デザイン、情報アーキテクチャ、コンテンツ制作・運用管理分野の活動をおこなう。また、沖縄のデザイン専修学校において、デザイン専任講師にも就いた。

2001年より映像分野の活動を始め、2011年より主にアニメーション分野(メカデザイン)に特化する。

2014年頃より総合デザイン活動としてプロダクトデザインに取り組む。

人物

熱狂的な『宇宙戦艦ヤマト』のファンで、同人誌活動などに参加している。

ロボットアニメ『ゲッターロボ』『マジンガーZ』『コンバトラ―V』、『機動戦士ガンダム』が好き、特に『伝説巨人イデオン』の造形を絶賛。

Production I.Gの郡司プロデューサーから「見た目だけでなく、そのメカの機能やデザインの必然性についてよく考えられている」と評される。

メカニックデザインはCGモデルできちんと再現できるデザインであることが大前提である。

多忙を極めてくるとツイッターのアイコンが女性化する事がある

参加作品

映像作品

  • 「翠星のガルガンティア」[3話、4話] 船設定 (2003年)
  • 「星の海のアムリ」メカニカルデザイン(2007年)
  • 「スケアクロウマン」メカニカルデザイン(2008年)
  • 「宇宙戦艦ヤマト2199」メカニカルデザイン、レイアウト監修(2012年)
  • 「マスター・オブ・トルク」メカニカルデザイン(2014年)※ヤマハ発動機オリジナル短編アニメーション作品
  • 「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」メカニカルデザイン、レイアウト監修(2014年)
  • 「スペース☆ダンディ」[20話,23話]ゲストメカデザイン [23話]美術デザイン(2014年)
  • 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」メカニカルデザイン(2017年-)
  • 「ひそねとまそたん」[9話、11話] メカニックデザイン (2018年)
  • 「銀河英雄伝説 Die Neue These (星乱)」デザインワークス (2019年)
  • 「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション EUREKA 」メカニックデザイン (2020年)
  • 「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」メカニカルデザイン(2020-2021年)
  • 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」美術デザイン (2022年)
ベネリットグループ・フロントの外観から無重力区画の女子トイレまで、宇宙建築・インテリア系を担当
  • 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」メカニカルデザイン(2024年-)

漫画

  • 「群青旅団 [BLUE ARMORED TRAIN]-悪魔の巨大列車砲-」メカニックデザイナー(2016年)
  • 「宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ」 メカニックデザイナー(2021年)

外部リンク

  • (2008年12月 - )

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/01/16 18:39 UTC (変更履歴
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