キノトール : ウィキペディア(Wikipedia)

キノ トール(1922年5月30日 - 1999年11月29日)は、日本の劇作家、脚本家、演出家。本名は木下 徹(きのした とおる)。東京都出身。テアトル・エコー顧問。妻は、産婦人科医、性医学評論家であるドクトル・チエコ(本名:木下 和子)。

経歴

日本大学芸術学部卒業。第二次世界大戦中、予備学生として学徒出陣、海軍航空隊中尉で終戦を迎える。戦後、「独立劇場」設立。「東京青年劇場」を経てテアトル・エコーに入団。脚本家、演出家として劇団活動の基礎を築いた。その間、三木鶏郎に誘われ、『日曜娯楽版』で一躍人気作家になる。『11PM』、『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』、『光子の窓』、『フランキー講談』等々、テレビ、ラジオで活動した。

1999年11月29日死去。。

主な作品

戯曲

  • ドライアイスの海
  • 男の中の男
  • スパイの技術
  • ミラノを見て死ね
  • 真夏の夜の夢
  • 平家物語
  • イヴとアダム
  • 青年がみな死ぬ時
  • われら今夜の悪夢
  • 法界坊悪行極楽
  • ゴーイングゴーイング
  • 殺人の技術・男の中の男
  • 恋愛の技術

演出

  • レースの鎧
  • ボーイングボーイング
  • うるわしのバカ娘
  • マリリンモンロー
  • 中年よ大志を抱け
  • 怪盗ママ
  • お国のためだ目をつぶれ
  • 整形手術
  • バレるぞ急げ
  • 腕ずく
  • 歌うならラブソング
  • ズボンが…ない!
  • 正しい殺し方教えます
  • 情事だジョージ非常時だ?!

関連項目

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/02 17:37 UTC (変更履歴
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