北原隆 : ウィキペディア(Wikipedia)
北原 隆(きたはら たかし、1936年2月13日 - )は、日本の俳優。本名:坂下 政敬。
鹿児島県出身。青山学院大学英米文学部中退。 日活、松竹、大映、文学座を経て、東京俳優生活協同組合(俳協)に所属。俳協の創立メンバーの一人でもある。
父は日本エタニットパイプの元副社長だった坂下政治。
略歴
- 1954年に日活第一期ニューフェイスに合格、俳優デビュー。1955年に松竹に移籍。
- 刑事ドラマ『特別機動捜査隊』で共演した高島新太郎、滝川潤、松原光二と「フォア・ジャズメン」というユニットを結成し、レコードデビューを果たした時期もあった。
- 現在、劇団東俳東京校で、演技・映像の講師を受け持っている。
主な出演作品
映画
- からたちの花(1954年、日活)
- たけくらべ(1955年、新東宝)
- 薩摩飛脚(1955年、東映)
- 薩摩飛脚 完結篇(1955年、東映)
- 唄祭り 江戸っ子金さん捕物帖(1955年、新東宝)
- 美男お小姓 人斬り彦斎(1955年、日活)
- 猿飛佐助(1955年、日活)
- 或る夜ふたたび(1956年、松竹)
- こぶしの花の咲く頃(1956年、松竹)
- 軍神山本元帥と連合艦隊(1956年、新東宝) - 河合四郎
- 検事とその妹(1956年、新東宝)
- 大江戸風雲絵巻 天の眼(1957年、松竹)
- 集金旅行(1957年、松竹)
- 女ざむらい只今参上(1958年、松竹)
- 呪いの笛(1958年、松竹)
- 忠臣蔵 暁の陣太鼓(1958年、松竹)
- 七人若衆誕生(1958年、松竹)
- 帰って来た縁談(1958年、松竹)
- 野を駈ける少女(1958年、松竹)
- 煙突娘(1958年、松竹)
- 晴れて今宵は(1959年、松竹)
- 新婚列車(1959年、松竹)
- 決闘街(1959年、松竹)
- 風神雷神(1962年、大映)
- 男と女の世の中(1962年、大映)
- 大学の纏持ち(1963年)
- 悶え(1964年、大映)
- 雪の詩(1976年、文映社)
テレビドラマ
- 特ダネをにがすな!(1956年)
- 東京の人(1956年 - 1957年)
- 忍術真田城(1957年)
- ここに人あり
- 第14話「夏草の花」(1957年)
- 第75話「赤いえんぴつ」(1958年)
- 蛮茶物語(1957年 - 1958年)
- 兄弟喪春(1958年)
- 花の家族(1959年 - 不明)
- 花詩集 第2話「からたちの花匂うころ」(1959年)
- 母と子 第16話「うきくさ」(1959年)
- サラリーマン大学(1959年)
- チエミのかわら版太平記(1959年 - 1960年)
- 窓のうちそと 第11話「遺産」(1959年)
- ママちょっと来て(1959年 - 1963年)
- 青春レポート 第7話「来春卒業」(1959年)
- 花のサラリーマン(1959年)
- 特別機動捜査隊(1964年 - 1973年) - 森田刑事
- 第266回「日曜日の死角」(1966年)※映像が現存する
- 第270回「太陽が昇る時」(1966年)※映像が現存する
- 別れて生きる時も(1964年)
- ウルトラマン 第38話「宇宙船救助命令」(1967年) - 宇宙局局員
- ウルトラセブン 第20話「地震源Xを倒せ」(1968年) - 榊助手 / シャプレー星人の声
- 野次馬がいく
- 銭形平次
- 第165話「満月の影」(1969年)
- 第304話「恋と十手」(1972年)
- 女徳(1971年)
- 薩摩飛脚(松村欽之助)
- 子連れ狼
- 伝七捕物帳
- ミラクルガール 第14話「恐怖の交換殺人」(1980年、12ch / 東映)
放送時期不明
- 横丁日記
- ごめんあそばせ
- ピアス劇場
- プラネタリウム劇場
- 我が家の代表選手
テレビアニメ
- 新宝島(1965年) - リプジー先生
吹き替え
- わが青春のマリアンヌ(1967年) - ヴァンサン・ロランジェ(ピエール・ヴァネック)※フジテレビ版
- 追想(1967年) - ポール王子(イヴァン・デニ)※テレビ朝日版(DVD収録)
- 渚にて(1968年) - ピーター・ホームズ少佐(アンソニー・パーキンス)※テレビ朝日版
- 眼下の敵(1974年) - ウェア副長(アル・ヘディスン)※フジテレビ版
出典
参考文献
- 『別冊映画秘宝ウルトラセブン研究読本』(洋泉社・2012年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/28 12:28 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.