エリック・ハイセラー : ウィキペディア(Wikipedia)
エリック・ハイセラー(Eric Heisserer, 1970年 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督、映画プロデューサー。
経歴
2016年公開の『メッセージ』の脚本を手掛け、全米脚本家組合賞の脚色賞を受賞し、第89回アカデミー賞の脚色賞にノミネートされた。
2017年9月27日、日本のアニメ映画『君の名は。』の実写ハリウッド・リメイク版の脚本に抜擢されたと発表された。これに関して、オリジナル版のプロデューサー川村元気は好意的なコメントを発表した。ハイセラーは、日本のマンガ原作のアニメ映画がハリウッドで実写化されるたびに論争を呼んだことに言及し(特に『DRAGONBALL EVOLUTION』や『ゴースト・イン・ザ・シェル』)、「あらゆる選択肢の中から私が選ばれたということは、私の脚本は『ゴースト・イン・ザ・シェル』のようなバージョンではなかったということ。」と発言した。
2020年9月、リメイク版『君の名は。』の脚本を降板し、リー・アイザック・チョンとが後任に就いたことが報じられた。
フィルモグラフィ
映画
公開 | タイトル | 脚本 | 製作 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2010 | エルム街の悪夢A Nightmare on Elm Street | ウェズリー・ストリックと共同脚本 | ||
2011 | ファイナル・デッドブリッジFinal Destination 5 | |||
遊星からの物体X ファーストコンタクトThe Thing | ||||
2013 | ハリケーンアワーHours | 兼監督 | ||
2016 | 死霊館 エンフィールド事件The Conjuring 2 | |||
ライト/オフLights Out | ||||
メッセージArrival | サターン脚本賞 - 受賞クリティクス・チョイス・アワード脚本賞 - 受賞全米脚本家組合賞脚色賞 - 受賞アカデミー脚色賞 - ノミネート英国アカデミー賞 脚色賞 - ノミネートシカゴ映画批評家協会脚色賞 - ノミネート | |||
2018 | バード・ボックスBird Box | |||
エクスティンクション 地球奪還Extinction | クレジットなし | |||
2020 | ブラッドショットBloodshot | ジェフ・ワドロウと共同脚本 | ||
TBA | Your Name | オリジナル脚本 | ||
TBA | Van Helsing | ダーク・ユニバース作品 |
テレビ
公開 | タイトル | 脚本 | 製作 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2021– | 暗黒と神秘の骨Shadow and Bone | 兼ショーランナー |
私生活
1970年、オクラホマ州ノーマンで、出版社のシニア・エディターのマーガレット・L・カーターと古代史教授のアンドリュー・J・ハイセラーの間に生まれる。
2010年、テレビプロデューサー兼脚本家のと結婚。この結婚以前に離婚の経験がある。
自身は不可知論者だと発言している。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/05 03:10 UTC (変更履歴)
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