デビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック : ウィキペディア(Wikipedia)

デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック(David Leslie Johnson-McGoldrick)は、アメリカ合衆国の脚本家である。

人物

1990年代よりフランク・ダラボン監督の『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』などのスタッフとして活動している。2009年にホラー映画『エスター』で脚本家デビューした。

経歴

ジョンソンは、小学校2年生の時に劇作を始め、オハイオ州レキシントンのレキシントン高校を卒業した19歳の時に最初の脚本を書き上げた。その後、オハイオ州コロンバスにあるオハイオ州立大学に入学し、写真と映画の分野で美術学士号を取得した。

ジョンソンは、フランク・ダラボン監督の『ショーシャンクの空に』の製作アシスタントとしてキャリアをスタートさせた。この作品は、ジョンソンの故郷であるオハイオ州マンスフィールドにある、ジョンソンの曽祖父が刑務官を務めていた歴史的なマンスフィールド更生施設でロケが行われた。ジョンソンはその後5年間、ダラボン監督のアシスタントを務め、脚本家としての腕を磨く機会を得た。ジョンソンは、1982年に公開されたジョン・カーペンター監督のカルト的名作『遊星からの物体X』の4時間もの続編ミニシリーズ『Return of the Thing』の脚本を少なくとも2本書いが、このプロジェクトは最終的に原因不明のまま中止された。

フィルモグラフィ

映画

公開年 邦題原題 脚本 製作 備考 参照
2009エスターOrphan
2011赤ずきんRed Riding Hood
Red Riding Hood: The Tale Begins短編映画
2012タイタンの逆襲Wrath of the Titans Dan Mazeau&グレッグ・バーランティと共同で原案を執筆Dan Mazeauと共同で脚本を執筆
2016死霊館 エンフィールド事件The Conjuring 2 Chad Hayes、Carey W. Hayes、ジェームズ・ワンと共同で脚本を執筆
2018アクアマンAquaman Will Beallやジェームズ・ワンと共同で脚本を執筆
2021死霊館 悪魔のせいなら、無罪。The Conjuring: The Devil Made Me Do It ジェームズ・ワンと共同で原案を執筆
ティル・デスTill Death
2022アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)Aquaman and the Lost Kingdom ジェイソン・モモアと共同で原案を執筆
エスター ファースト・キルOrphan: First Kill

テレビシリーズ

公開年 邦題原題 脚本 製作 備考
2011 – 2022ウォーキング・デッドThe Walking Dead第2シーズン第5話 "Chupacabra" (2011) 脚本第2シーズン第9話 "Triggerfinger" (2012) 脚本第7シーズン第6話 "Swear" (2016) 脚本第7シーズン第11話 "Hostiles and Calamities" (2017) 脚本第8シーズン第4話 "Some Guy" (2017) 脚本第8シーズン第5話 "The Big Scary U" (2017) 脚本第9シーズン第2話 "The Bridge" (2018) 脚本第9シーズン第8話 "Evolution" (2018) 脚本第10シーズン第9話 "Squeeze" (2020) 脚本第11シーズン第11話 "Rogue Element" (2022) 脚本Writer: 12 episodesConsulting producer: 32 episodes
2013Mob City2 episodes

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/08/26 05:34 UTC (変更履歴
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