笑い飯 : ウィキペディア(Wikipedia)
笑い飯(わらいめし)は、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ。2000年7月結成。『M-1グランプリ2010』王者、『日清食品 THE MANZAI 2012』ファイナリスト。
メンバー
- 哲夫(てつお、1974年12月25日 - )(歳)
- ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。
- 西田 幸治(にしだ こうじ、1974年5月28日 - )(歳)
- 立ち位置は向かって左。
略歴
2000年7月に結成し、2001年より吉本興業(大阪本社、2002年より同本部)所属。所属への経緯について、インディーズでの活動中に『M-1グランプリ2001』の予選へ出場したことから吉本の目に留まり所属したとの情報があったが、実際はオーディションで入社しているお笑いタイフーンインタビューより。
芸風
ボケとツッコミが入れ替わる「Wボケ」漫才で脚光を浴びた。石田明(NON STYLE)はこのスタイルについて「横山やすし・西川きよしが昔からやっていた」としながらも、「あそこまで徹底して、しかもあれだけ完成度の高いネタに到達したコンビはいなかった」と評した。石田は「発想とセンスの塊みたいに思われてますけど、実はベタ」「ベタをベタじゃなく見せる天才」ともコメントしている。
哲夫は「昔の漫才を見ると両方ともボケているのが沢山あった」という認識から、温故知新という考えの下で現在のスタイルを生み出したと語っている「笑い飯全一冊」 ヨシモトブックス。
ものまねコントをすることもあり、2011年放送の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ)では、Mr.マリックのものまねで超魔術をネタにしたコントを披露した。
「ミスターM-1」
- 『M-1グランプリ』では、2002年から2010年にかけて9年連続の決勝戦進出を成し遂げており、「ミスターM-1」「M-1の申し子」と呼ばれている。
- 同時期のファイナリストである麒麟、千鳥とは、当時のBaseよしもとを牽引していた仲間であり、ライバルでもあった。田村裕(麒麟)曰く「この(3組)中から誰か(M-1)獲ろうぜみたいな気持ちがあった」。またこの2組に笑い飯を加えた3組は2003年から2005年まで3年連続でM-1決勝戦で共演した。
- 2004年放送の『松紳』(日本テレビ)では異例の全編が笑い飯の回があり、「コイツら無茶苦茶、待遇ええやん」と島田紳助がコメントした。その際は『M-1』について「優勝しても出場し続けたい」と発言していた。
- 2003年度から毎年“優勝候補”と呼ばれ続けていたが優勝を逃していたこと、ネタの傾向がスロースターターのため「ネタ時間4分」の『M-1』では圧倒的に不利だったこと、連続での決勝進出で年々観客や審査員のハードルが上がってしまったことなどから2008年度の『M-1』を前に紳助からは「もう優勝は難しいのでは」、松本からは『放送室』で「もう『M-1』に出ない方がいいのかもしれない」、高須光聖からは「初登場の時(2002年)に獲らせてあげるべきだった」と評されていた(2003年の優勝は笑い飯だと発言したこともあり、松本もこれに同調していた)。松本は同番組で笑い飯をジェロム・レ・バンナに例えたこともある松本人志の放送室 第275回 2007年1月6日放送。。
- 2人も毎年決勝戦に進んでは優勝を逃し続けることにうんざりしていたようで、哲夫は2007年放送の『アメトーーク!』にて「金のエンゼル・銀のエンゼルみたいに、5回決勝行ったら1回優勝になればいいのにと思っていた」と語っている。
- 出場回数が多くなるにつれ年々笑い飯の優勝を願う芸能人は増えていき、津田篤宏(ダイアン)は2010年放送の『千鳥のほっけいTV』にて笑い飯に優勝してほしい旨をコメントしている。また、指原莉乃が『HKT48のおでかけ』で2003年の『M-1』の時に笑い飯を応援していたことを後藤に話していた。一方で明石家さんまは、『さんまのお笑い向上委員会』にて「優勝しない方が箔がついた」とコメントした。
- 2010年度までのシード組のエントリーNo.は、原則としてノーシード組よりも後ろに配置されたうえで五十音順に並んでいた。その中で毎回のように五十音順で最後になる笑い飯は、総エントリー数と同じ番号になるのが恒例であった。
- 笑い飯がM-1に出場していた期間の中で笑い飯が決勝に出場できなかった第1回(2001年)のみの出場だった中川家とDonDokoDonの2組以外のすべてのファイナリストと決勝戦で共演している。笑い飯はM-1決勝戦で44組のコンビと共演しており、当然共演組数の最多記録である。
優勝までの長い道のり
『M-1』優勝後
- 結成11年目にして悲願の優勝を成し遂げたものの、準優勝であったスリムクラブの方が活躍の幅を広げることになった。『お笑いワイドショー マルコポロリ!』では笑い飯がリポーターとしてスリムクラブの仕事場を同行するロケが行われた。『しゃべくり007』にてこれを話し、同番組のレギュラーでボケ担当にあたる堀内健(ネプチューン)がこの件について「おかしい」と真摯な態度で指摘した。
- 『M-1』に代わるプロジェクトとしてスタートした『日清食品 THE MANZAI』には2012年大会に出場、決勝大会進出を果たした。2010年の『M-1』で優勝した自分たちよりも準優勝したスリムクラブがブレイクしたことを踏まえ、「2位を狙っている」と自虐していたが、結果的にはファーストラウンド敗退に終わった。『M-1』では5位以内をキープし続けたが、採点方式ではない『THE MANZAI』と相性が悪いためか、2013年の『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』では松本が「(2012年の)THE MANZAIはスベっていた」と西田をイジっていた。
- 2015年に復活した『M-1グランプリ2015』では決勝の審査員を歴代王者が務め、笑い飯からは哲夫が出演した。最終決戦終了後には、前大会チャンピオンとして優勝したトレンディエンジェルに優勝トロフィーを授与した。
- 『THE MANZAI マスターズ』には毎年出演しており、MCのビートたけしからネタ終わりに「やり取りがバカバカしいところが面白い」「それを2人が楽しんでいる姿にも笑ってしまう」「笑い飯2人じゃないとできない」と賞賛されている。
- 優勝から10年以上経っても笑い飯が不在の番組内で笑い飯による『M-1』の話題が上げられることもあり、2020年放送の『アメトーーク!』で徳井健太(平成ノブシコブシ)が2009年の鳥人ネタを話したり、2021年放送の『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』において、若林正恭(オードリー)がトム・ブラウンに「笑い飯さんは2009年(M-1)の勢いのまま2010年(M-1)に優勝した」とアドバイスした。また、各年の暫定ボックスからの退場コメントも話題に上げられている。
『M-1』で樹立した記録
笑い飯が『M-1グランプリ』決勝戦で樹立し、現在も保持している記録を記載。
出囃子
- The Jackson 5「I Want You Back」
賞レース成績・受賞歴など
M-1グランプリ(成績)
+ | 年 | 結果 | エントリーNo. | 決勝戦キャッチコピー | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2001年 | 2回戦敗退 | 14DVD「M-1グランプリ2001 完全版 〜そして伝説は始まった〜」YRBY-50010 DISC2 予選秘蔵映像集 | |||
2002年 | 決勝3位 | 166 | 決勝1回戦 3位通過 | ||
2003年 | 決勝2位 | 1906 | ∞ infinity | 決勝戦 2位通過 | |
2004年 | 決勝5位 | 2617 | 予測不能 | ||
2005年 | 決勝2位 | 3378 | 予測不能のWボケ | ファーストラウンド 3位通過 | |
2006年 | 決勝4位 | 3922 | 予測不能のWボケ | ||
2007年 | 決勝5位 | 4239 | 予測不能のWボケ | ||
2008年 | 決勝4位 | 4489 | 孤高のWボケ | ||
2009年 | 決勝2位 | 4629 | 孤高のWボケ | ファーストラウンド 1位通過 | |
2010年 | 優勝 | 4835 | 孤高のWボケ | ラストイヤー、ファーストラウンド 2位通過 |
その他
- 2002年 第3回笑わん会 優秀賞
- 2003年 第24回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
- 2003年 第38回上方漫才大賞 新人賞
- 2003年 第32回上方お笑い大賞 新人賞
- 2004年 第34回NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
- 2004年 第2回MBS新世代漫才アワード 優勝
- 2004年 第33回上方お笑い大賞 新人賞
- 2005年 第34回上方お笑い大賞 最優秀新人賞
- 2010年 第45回上方漫才大賞 奨励賞
- 2012年 日清食品 THE MANZAI 2012 決勝大会敗退
- 2014年 第49回上方漫才大賞 大賞
- 2024年 第59回上方漫才大賞 大賞
出演作品
テレビ番組
レギュラー番組
現在の出演番組
- 笑い飯のモラ王(テレビ静岡、2006年3月 - )不定期放送
- ウラマヨ!(関西テレビ、2010年4月 - )- 準レギュラー
- デザインあ(NHK教育)- 声のみ出演、不定期放送
過去の出演番組
- ナイチンゲーラー(朝日放送、2004年1月 - 2月)
- にこいち 〜スーパースター友情列伝〜(朝日放送、2004年4月 - 2005年3月)
- 万博だがね(メ〜テレ、2004年10月 - 2005年9月)
- ワイ!ワイ!ワイ!(ヨシモトファンダンゴTV、2004年10月 - 2005年11月)
- お叱りください!(朝日放送、2005年1月 - 2月)
- オモシロ好奇心☆どろんぱ!(読売テレビ、2005年4月 - 9月)
- スペイン語会話(NHK教育、2005年4月 - 2006年3月)
- 扇町兎園会(関西テレビ、2006年4月 - 6月)
- 爆感!グラビア帝国(テレビ大阪、2007年4月 - 2007年9月)
- わかってちょーだい!(フジテレビ、2007年4月 - 9月)月曜隔週
- ココモコ・ハッピー!笑い飯(テレビ大阪、2007年10月 - 2008年3月)
- プライスバラエティ ナンボDEなんぼ(関西テレビ)不定期出演
- 笑い飯・千鳥の舌舌舌舌(サンテレビ、2009年4月 - 2013年4月)
- 笑い飯の笑うスポーツ飯(GAORA)
- 爆裂バラエティー シャバダバの空に(関西テレビ、2011年4月 - 2013年3月)
- 笑い飯のおもしろテレビ(サンテレビ、2013年5月 - 2016年3月)
- 笑い飯女子脳研究所(テレビ大阪、2014年1月 - 3月)
- 雨上がりの「Aさんの話」〜事情通に聞きました!〜(朝日放送テレビ、2016年1月 - 2019年3月)- 準レギュラー
- ちょいバラ「笑いのメシア」(ABCテレビ、2023年7月 - 8月)
特別番組
*MCもしくはメインキャスト
- ダイ麒千飯(関西テレビ、2004年2月26日)
- 笑い飯飯店(読売テレビ、2004年3月)
- 笑い飯藩(読売テレビ、2004年7月)
- 空想深夜番組 どエンゼル(読売テレビ、2004年11月・2005年3月)
- 特製笑い飯・ボケしろデラックス!(毎日放送、2004年12月)
- バリューナイトフィーバー「笑い飯の臭い飯 〜ザ・監獄漫才〜」(日本テレビ、2005年6月4日・11日)
- 笑い飯・友近・功太のおもしろイズム(関西テレビ、2009年9月21日)
- オールザッツ漫才(毎日放送、2010年 - 2012年)- MC
- はんにゃ・フルーツポンチ・笑い飯の青春リベンジハイスクール(読売テレビ、2010年3月27日)
- カキューン!!「笑い飯の視聴率グーン〜爆笑テッパンワード遊び〜」(関西テレビ、2011年1月13日・1月20日)
- 笑い飯千鳥地域活性TV ひと肌脱ぎます!(毎日放送、2015年1月11日)
- 笑い飯の京都おもしろ修学旅行(朝日放送、2016年10月8日)
- 漫才スプリング(テレビ大阪、2017年 - 2020年)- 笑い飯軍として出演。
- 笑い飯presents ひとりで60分(読売テレビ、2020年6月16日 - )
- 笑い飯&見取り図のおもしろ大喜利み〜っけた!(関西テレビ、2021年9月28日)
ネット番組
- 笑い飯のモーレツ!!しごき教室ネオ(大阪チャンネル、2017年)- MC
- 笑い飯のぶっ茶けの間(大阪チャンネル、2020年4月1日(全12回))- MC
- 新ネタドキュメンタリー MCRWへの道(大阪チャンネル→FANY Channel、2021年3月26日 - 8月27日(全11回))- MC
ラジオ番組
- 笑い飯のオンスト(YES-fm、2003年8月 - 2004年9月)
- ゴーゴーモンキーズ水曜日(MBSラジオ、2004年10月 - 2006年3月)
- 月曜JUNK2・笑い飯のトランジスタラジオくん(TBSラジオ、2005年4月 - 2007年3月)
- ゴー傑P(MBSラジオ、2006年4月 - 2009年3月)
- 笑い飯の金曜お楽しみアワー(MBSラジオ 2010年10月 - 2014年3月)
- 笑い飯の月曜お楽しみアワー(MBSラジオ 2014年3月 - 2015年3月)
- 土020(MBSラジオ 2018年4月 - )
テレビドラマ
- もやしもん(2010年7月、フジテレビ) - 西田が美里薫 役(西田は美里の外見上のモデルである)として出演、哲夫も第10話で研究員A役として出演
- お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ(2023年7月4日〈予定〉 - 、NHK総合)
テレビCM
- 551蓬萊「豚まん」
- デビルマン(劇場映画告知)
- 資生堂「uno」
- NTT西日本「あそむび幸運探偵風烈光の事件簿」
- ウィルコム「ウィルコムタイム」(声のみ)
- モスフードサービス2008年「タコカツバーガー」キャンペーン(地域限定)
- アピタ・ピアゴ 2010年初売り(声のみ)
- 日本コカ・コーラ「ジョージア エメマンバトル」※スリムクラブと共にブラック派
- オートバックス
- 日清食品「阪神タイガースキャンペーン」(2011年)※関西ローカル
- 近鉄名阪特急「大阪へ出陣じゃ編」「名古屋へ出陣じゃ編」(2016年)
- Indeed(2019年)
- 日本マクドナルド 「アジアの晩飯」篇 (2023年)
ミュージック・ビデオ
- BAKI『あなた』
作品
DVD
- M-1グランプリ2002完全版〜その激闘のすべて〜
- M-1グランプリ2003完全版〜M-1戦士の熱き魂〜
- M-1グランプリ2004完全版〜いざ!M-1戦国時代へ"東京勢の逆襲"〜
- M-1グランプリ2005完全版〜本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”〜
- M-1グランプリ2006完全版〜史上初!新たなる伝説の誕生〜完全優勝への道〜
- M-1グランプリ2007完全版〜敗者復活から頂上へ〜波乱の完全記録〜
- M-1グランプリ the BEST 2001〜2003
- M-1グランプリ the BEST 2004〜2006
- M-1グランプリ the BEST 2007〜2009
- M-1グランプリ the BEST 2001 - 2006 DVD BOX
- M-1グランプリ2008完全版〜ストリートから涙の全国制覇!!〜
- M-1グランプリ2009完全版〜100点満点と連覇を超えた9年目の栄光〜
- M-1グランプリ2010完全版〜最後の聖戦!無冠の帝王vs最強の刺客〜
- M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010
- 笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD
- 笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD2
- 新風baseよしもと ネタトウタ2004
- baseよしもと ネタトウタ2007
- バトルオワライヤル
- 〜漫才ファッションショー〜漫服
- ダイナマイト関西〜全日本大喜利王決定トーナメント大会〜
- ダイナマイト関西2006〜オープントーナメント大会〜
- ダイナマイト関西2008〜オープントーナメント大会〜
- ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別コメンタリー版
- ZAIMAN ZAI
- YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 07
- YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 08
- YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 09
- メッセ弾「ある意味コワイ」爆笑トーク編
- コバヤシケンドーのすべらない話
- アメトーーク!DVD
- 幼獣マメシバ
- プレミアステージ2009
- もやしもん
- オールザッツ漫才20周年記念 永久保存大全集!! DVD-BOX
- 笑い飯「ご飯」〜漫才コンプリート〜
- 笑い飯「パン」〜笑いの新境地〜
- 祇園笑者
- IPPONグランプリ03
- 品川祐・27 時間トークライブ(8)
連載
- 笑い飯の日本列島改造計画(クイック・ジャパン、太田出版)
- へが出るコラム(TV Bros.、東京ニュース通信社)
- 笑い飯の人生相談道場(まんがライフMOMO、竹書房)
- 笑い飯の巻頭SM日記(relax、マガジンハウス)
- 笑い飯分校(COOLTRANS、ワニブックス)
- 笑い飯・哲夫の滑り飯!(BravoSki、双葉社)
- お笑いの本棚(朝日新聞)
- わかり飯(週刊プレイボーイ、集英社)
- 笑い飯・哲夫に聞け(朝日新聞)
- 笑い飯の報復書簡(にほんごっ子、公益財団法人博報児童教育振興会)
- 笑い飯のニュース飯(東京スポーツ)
- 笑い飯 哲夫のあちこち恢々(産経新聞)
著書
- 笑い飯全一冊(2010年7月28日、ワニブックス、ISBN 978-4847019203)
- お笑いえほん (1) ガムのようせい(2016年7月23日、岩崎書店、ISBN 978-4265079810)- 絵:川崎タカオ、編:倉本美津留
単独ライブ
注釈
出典
関連項目
- 日本お笑い史
- 千鳥
- 麒麟
- 小籔千豊
- 奈良県立民俗博物館(2003年のM-1グランプリで披露された笑い飯の代表的ネタの元ネタ)
- 関西サイクルスポーツセンター(ここを元ネタにしたネタがある)
外部リンク
- [ 公式プロフィール]
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/20 22:47 UTC (変更履歴)
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