樋口泰人 : ウィキペディア(Wikipedia)

樋口 泰人(ひぐち やすひと、1957年 - )は、日本の映画評論家、音楽評論家。boid主宰。

経歴

1957年、山梨県に生まれる。慶應義塾大学経済学部中退。雑誌『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員を務めた。1998年にboidを設立し、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売する。2004年より吉祥寺バウスシアターにて映画の爆音上映イベントを開催し、2008年に爆音映画祭をスタートさせた。主な著書に『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』『映画は爆音でささやく 99-09』がある。

著書

単著

  • 『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社、1999年)
  • 『映画は爆音でささやく 99-09』(boid、2010年)

共編著

  • 『タルコフスキー・アット・ワーク』(編、芳賀書店、1989年)
  • 『ヴィム・ヴェンダース』(監修、カルチュア・パブリッシャーズ、1997年)
  • 『カンヌ映画祭の50年 出品全3280作リスト集』(編、アスペクト、1998年)
  • 『ウディ・アレン』(都筑はじめと監修、カルチュア・パブリッシャーズ、1998年)
  • 『ロスト・イン・アメリカ』(稲川方人と編、デジタルハリウッド出版局、2000年)
  • 『ジョン・カーペンター読本』(山崎圭司と編、boid、2018年)
  • 『青山真治アンフィニッシュドワークス』(松村正人と編、河出書房新社、2023年)
  • 『青山真治クロニクルズ』(編、リトルモア、2023年)

関連項目

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/03 13:24 UTC (変更履歴
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