田中啓司 : ウィキペディア(Wikipedia)

田中 啓司(たなか けいじ)は、日本の応用物理学者、応用物性工学者。研究領域は、アモルファス半導体、カルコゲン化物ガラス、固体の光学特性など。

概要

1980年6月、「As-S系アモルファス半導体薄膜における光誘起屈折率変化」により、北海道大学より工学博士を取得。1990年代から北海道大学大学院工学研究科教授として アモルファス半導体の研究などに取り組んだ。2011年には、定年退職し、引き続き特任教授として北海道大学に籍を置いたが、翌2012年には、特任教授の契約期間も満了した。

栄誉・受賞

  • 2001年 - 第1回オブシンスキー賞 (Ovshinsky Award)(カルコゲン化物における光誘起流動性の発見に対して)
  • 2010年 - 「ランダム系物性、特にカルコゲナイドガラスの光誘起現象の研究」により、応用物理学会フェロー表彰(第4回)
  • 2011年 - APEX/JJAP編集貢献賞

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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/08 08:16 UTC (変更履歴
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