山田康介 : ウィキペディア(Wikipedia)

山田 康介(やまだ こうすけ、1976年 - )は、日本の撮影監督である。

経歴

1976年、福岡県久留米市に生まれる。

自宅の向かいにレンタルビデオ店があったため、幼少期から映画に親しんでいた。ラグビー部に所属していた高校生の頃、『セブン』に衝撃を受けて、映画の撮影に興味を持つようになる。地元の映画館で日本映画学校(現・日本映画大学)のパンフレットを手に取ったことがきっかけとなり、同校に入学する。日本映画学校2年生の頃、『モスラ2 海底の大決戦』で初めて映画製作の現場に足を踏み入れる。

日本映画学校の第11期を卒業したのち、東宝映画に入社。ゴジラミレニアムシリーズで撮影助手を担当。『赤い月』『単騎、千里を走る。』『憑神』『剱岳 点の記』の4本では、木村大作の撮影助手を務めた。2011年、『神様のカルテ』で撮影監督を務める。2015年、『神様のカルテ2』で第58回三浦賞を受賞する。

『シン・ゴジラ』にて第40回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。同作品でおおさかシネフェス2017撮影賞受賞。

『羊と鋼の森』にて第72回日本映画テレビ技術協会映像技術賞を受賞。

フィルモグラフィー

長編映画

  • 神様のカルテ(2011年)
  • 僕等がいた 前篇(2012年)
  • 僕等がいた 後篇(2012年)
  • 県庁おもてなし課(2013年)
  • 青天の霹靂(2014年)
  • 神様のカルテ2(2014年)
  • ホットロード(2014年)
  • アオハライド(2014年)
  • ストロボ・エッジ(2015年)
  • シン・ゴジラ(2016年)
  • ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年)
  • 先生!、、、好きになってもいいですか?(2017年)
  • 未成年だけどコドモじゃない(2017年)
  • 羊と鋼の森(2018年)
  • フォルトゥナの瞳(2019年)
  • 劇場版 そして、生きる(2019年)
  • サイレント・トーキョー(2020年)
  • 劇場版 がんばれ!TEAM NACS(2021年)
  • シン・ゴジラ:オルソ(2023年)- 撮影 / 監修協力
  • ディア・ファミリー(2024年)

短編映画

  • 青 chong(2001年)

オリジナルビデオ

  • 顔無月(2003年)

テレビドラマ

  • 翳りゆく夏(2015年)
  • 闇の伴走者(2015年)
  • コールドケース 〜真実の扉〜(2016年)
  • コールドケース2 〜真実の扉〜(2018年)
  • 闇の伴走者~編集長の条件(2018年)
  • 坂の途中の家(2019年)
  • そして、生きる(2019年)
  • コールドケース3 〜真実の扉〜(2020年)
  • がんばれ!TEAM NACS(2021年)- 撮影監督
  • さよならのつづき(2024年)- 撮影監督

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/26 12:20 UTC (変更履歴
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