松井慶太 : ウィキペディア(Wikipedia)

松井 慶太(まつい けいた、1984年 - )は、日本の指揮者、東京音楽大学特任講師。

経歴

青森県八戸市に生まれる。

3歳からピアノ、15歳からオーボエを学ぶ。

16歳のときピアニストとしてポーランドのと共演した。

青森県立八戸北高等学校から、東京音楽大学指揮科に進み、汐澤安彦、広上淳一に師事した。また、ピアノは島田玲子、宮原節子、オーボエは安原理喜、さらに音楽理論は久田典子の指導を受けた。

2006年には、大韓民国で開催されたアジア・フィルハーモニック・オーケストラに参加してチョン・ミョンフンの指導を受けた。

2007年に、東京音楽大学指揮科を卒業した。この年、テレビドラマ版『のだめカンタービレ』の出演者への指揮指導にあたり、また「のだめオーケストラ演奏会」で指揮をした。

2008年から2014年にかけて、NHK交響楽団の定期演奏会で、合唱指揮を担当した。

2009年、第15回東京国際音楽コンクールで入賞し奨励賞を受賞した。

2011年、東京混声合唱団の「コンダクター・イン・レジデンス」となり、2018年までその任にあった。

2022年9月、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンダクターとなった。

2023年、東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師となった。

松井は、地元である八戸市の中高生で編成されている八戸ジュニア・オーケストラの音楽監督も務めている。

指揮した交響楽団

松井は、海外ではプラハ交響楽団室内オーケストラなど、日本国内では東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、オーケストラ・アンサンブル金沢、九州交響楽団、京都市交響楽団、群馬交響楽団、札幌交響楽団、セントラル愛知交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団、シエナ・ウインド・オーケストラ、東京吹奏楽団、東京室内歌劇場などで指揮をしたことがある。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/01 22:13 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「松井慶太」の人物情報へ