卯木浩二 : ウィキペディア(Wikipedia)
卯木 浩二(うのき こうじ、1957年10月31日『日本タレント名鑑'90』VIPタイムズ社、1990年、38頁。 - )は、日本の元スタントマン・俳優。本名同じ。
岡山県出身。身長167cm。現在は、内装業として働いている。
来歴・人物
森末慎二は中学の同級生。吉田拓郎のファンで中学からはドラムをやっていた。高校卒業後、岡山で就職するが3年で辞め、上京、ジャパンアクションクラブ(JAC)のオーディションを受け、第10期として合格。JACの若手株として数々のアクションを披露した。スタントマンとして芸能活動を開始。
『影の軍団』やスーパー戦隊シリーズに出演し、『大戦隊ゴーグルファイブ』の終盤で負傷した伊藤久二康の代役としてゴーグルイエローのスーツアクターを務めた。その後、『科学戦隊ダイナマン』にて春田純一と共に変身前と変身後の両方を演じた。
1983年、スーパー戦隊シリーズ第7作『科学戦隊ダイナマン』の島洋介 / ダイナブルーとしてレギュラー出演を務めた。
1989年、『将軍家光の乱心 激突』では長門裕之のスタントを務め、千葉真一指揮の下、「人馬もろとも火だるまになりながら疾走する」という危険なアクションを敢行した。
2016年から、朗読劇団「桃色旋風」のメンバーとして、毎月一回公演を行っていたが2020年2月に劇団解散。
趣味は映画鑑賞。特技は体操、乗馬。
エピソード
JACのアクション監督を"ドS"と称し、山岡淳二からは『科学戦隊ダイナマン』にて厳しい指導を受けた。金田治からは『仮面ライダーBLACK』ゲスト出演した時に倉田てつをとの立ち回りを演出され、体を痛めながら演じたものの放送時に削られたため、落胆したという。
出演
テレビドラマ
- スーパー戦隊シリーズ(テレビ朝日)
- 太陽戦隊サンバルカン(1981年 - 1982年)※ - マシンマン辰巳出版『東映ヒーローMAX』VOL.31、2010年、77頁、
- 大戦隊ゴーグルファイブ(1982年)※ - ゴーグルイエロー
- 科学戦隊ダイナマン(1983年 - 1984年) - 島洋介 / ダイナブルー ※
- 超新星フラッシュマン 第5話「女戦士に御用心!」(1986年) - 立花ひろし
- 噂の刑事トミーとマツ 第2シリーズ 第32話「倒せ殺人空手! トミーの延ズイ蹴り」(1982年、TBS) - 海岸の不良学生
- 柳生十兵衛あばれ旅(1982年 - 1983年、テレビ朝日)※
- 服部半蔵 影の軍団(関西テレビ)
- 影の軍団II(1982年 - 1983年)※
- 影の軍団IV 第1話「春一番!燃えて半蔵いま発進」(1985年) - 有田勇吉
- 影の軍団 幕末編 第10話「逃がし屋は鬼の棲み家」(1985年)
- 火曜サスペンス劇場 / 暗い窓(1985年、NTV)
- スーパーポリス(1985年、TBS) - 原田三平
- 超人機メタルダー 第15話「翔くモンスター 息子よ、母の願いを!」(1987年、ANB) - ヘドグロスJr.
- 仮面ライダーBLACK 第26話「超能力少女を救え」(1988年、MBS) - 謎の男(バッファロー怪人人間態)
- 水戸黄門 第18部 第22話「祇園太鼓で悪退治 -小倉-」(1989年、TBS)
- 土曜ワイド劇場 / OL潜入! ニッポン風俗名所(1989年、ABC)
- 影狩り(1992年、CX)
映画
- 吼えろ鉄拳(1981年、東映) - 楊の配下
- 太陽戦隊サンバルカン(1981年、東映)
- 大戦隊ゴーグルファイブ(1982年、東映)
- 科学戦隊ダイナマン(1983年、東映) - 島洋介 / ダイナブルー ※
- 伊賀野カバ丸(1983年、東映) - 靴磨きの青年B(友情出演)
- コータローまかりとおる!(1984年、東映) - 野村
- 必殺4 恨みはらします(1987年、松竹) - 乾小弥太
- 将軍家光の乱心 激突(1989年、東映) - 多賀谷六兵衛、※
舞台
- スタントマン物語(1981年、JAC公演)
- ゆかいな海賊大冒険(1982年、JAC公演)
- マグニチュードイレブン(1984年、Black JAC公演)
- 7人の戦士(1987年、JAC公演) - ルパン
- マグニチュード愛'88(1988年、Black JAC公演) - 先輩
- 飛龍伝'90(1990年、北区つかこうへい劇団)
- 俺っちのアウトロー(1992年、Black JAC公演)
出典
参考文献
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/15 12:42 UTC (変更履歴)
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