矢野一郎 : ウィキペディア(Wikipedia)
矢野 一郎(やの いちろう、1899年2月7日 - 1995年4月17日)は、日本の実業家(元第一生命会長)、剣道家(剣道範士)。
来歴・人物
東京府(現・東京都)生まれ。東京府立一中、一高を経て、1923年、東京帝国大学農学部農業経済学科卒業。翌年、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行、1932年、父・矢野恒太創業の第一生命に入社し、1941年には取締役、以後、常務を経て、1947年には石坂泰三の後を受けて社長に就任した。1959年に会長、以後、取締役相談役、1977年、相談役に。他に生命保険協会会長、NHK経営委員会委員長など。全日本剣道連盟より剣道範士号授与、剣道特別功労賞受賞。
家族・親族
次女は高島平三郎と近藤賢二の孫で弁護士の高島信之に嫁ぎ『人事興信録 第14版 下』、タ109頁。『門閥』、262-263頁。、三女は佐藤喜一郎の長男に嫁いだ。
参考文献
- 『第一生命百年史』 第一生命保険相互会社編、2003年。
- 『CD現代日本人名録 物故者編1901-2000』 日外アソシエーツ、2002年。
- 『人事興信録 第14版 下』 人事興信所、1943年。
- 佐藤朝泰 『門閥 旧華族階層の復権』 立風書房、1987年。ISBN 4-651-70032-2
関連項目
- 高木幹夫
- 逸翁美術館
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/17 02:46 UTC (変更履歴)
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