中山和子 : ウィキペディア(Wikipedia)

中山 和子(なかやま かずこ、1931年10月16日 - )は、日本近代文学研究者。明治大学名誉教授。旧姓は永井。

略歴

長野県諏訪市生まれ。1950年長野県諏訪二葉高等学校卒業、明治大学文学部国文科卒業、1965年同大学院修士課程修了、同年明治大学文学部助手。1969年専任講師。以後助教授、教授を務め、1997年退職。平野謙に師事し、女性近代文学の大学教授の草分けである。

著書

  • 『平野謙論 文学における宿命と革命』筑摩書房 1984.11
  • 『昭和文学の陥穽 平野謙とその時代』武蔵野書房 1988.7
  • 平林たい子』新典社(女性作家評伝シリーズ)1999
  • 『中山和子コレクション』翰林書房
1、漱石・女性・ジェンダー 2003.12
2、差異の近代 透谷・啄木・プロレタリア文学 2004.6
3、平野謙と「戦後」批評 2005.5

共編著

  • 『ジェンダーで読む『或る女』 総力討論』江種満子共編 翰林書房 1997.10
  • 『ジェンダーの日本近代文学』江種満子、藤森清共編 翰林書房 1998.3

参考文献 

  • 『現代日本人名録2002』日外アソシエーツ

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/03/03 06:18 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「中山和子」の人物情報へ