イドリッサ・ウエドラオゴ : ウィキペディア(Wikipedia)
イドリッサ・ウエドラオゴ (Idrissa Ouedraogo, 1954年1月21日 - 2018年2月18日) は、ブルキナファソの映画監督。
来歴
1954年1月21日、オートボルタ (現ブルキナファソ) のバンフォラで生まれる。ワガドゥグーのAfrican Institute for Cinema Studiesを卒業後、1981年から映画製作を始め、1985年までに6本の短編映画を製作。同時期、キエフとパリの高等映画学院で映画製作を学んだ。
1987年、初の長編『祖国アフリカ』を発表。タオルミナ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。1989年に発表した2作目の『ヤーバ』は第42回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に出品され樋口泰人著『カンヌ映画祭の50年』(1998年)P.294より。、国際映画批評家連盟賞とエキュメニカル審査員賞を受賞した。翌1990年には3作目の『掟』が第43回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員特別グランプリを受賞した。1992年の『Samba Traoré』は写実的な作風が評価され、翌1993年の第43回ベルリン国際映画祭で特別表彰を受賞した。
作品
長編
- 祖国アフリカ Yam Daabo (1987年)
- ヤーバ Yaaba (1989年)
- 掟 Tilaï (1990年)
- Obi (1991年)
- Samba Traoré (1993年)
- Le Cri du cœur (1994年)
- Afrique, mon Afrique (1994年)
- Kini & Adams (1997年)
- La Colère des dieux (2003年)
- Kato Kato (2006年)
短編・テレビ映画
- Pourquoi? (1981年) 短編
- Poko (1981年) 短編
- Les Écuelles (1983年) 短編
- Les Funérailles du Larle Naba (1984年) 短編
- Ouagadougou, Ouaga deux roues (1985年) 短編
- Issa le tisserand (1985年) 短編ドキュメンタリー
- A Karim na Sala (1991年) テレビ映画
- Gorki (1994年) 短編
- キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒 Lumière et compagnie (1995年) オムニバス
- Les Parias du cinémas (1997年) 短編
- Entre l'arbre et l'écorce (1999年) テレビ映画
- Le monde à l'endroit (2000年) テレビ映画
- Scenarios from the Sahel (2001年) 短編
- Kadi Jolie (2001年) テレビシリーズ
- 11'0901/セプテンバー11 11'0901 September 11 (2002年) オムニバス
- Stories on Human Rights (2008年) オムニバス
- The Birthday (2008年) 短編
- Rien ne se jette (2010年) 短編ドキュメンタリー
外部リンク
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