井上孝 : ウィキペディア(Wikipedia)
井上 孝(いのうえ たかし、1925年2月23日 - 2004年11月7日)は、日本の官僚、政治家。参議院議員。
来歴
新潟県出身。旧制旅順高校を経て、京都大学工学部土木工学科卒業。1948年京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修了後、建設省へ入省。淀川工事事務所長、道路局企画課建設専門官、道路局企画課道路経済調査室長、道路局企画課長、東北地方建設局長、道路局長を歴任。1976年8月に建設技監。1978年5月に建設事務次官。1979年5月4日に建設省を退官。
1980年の第12回参議院議員通常選挙に全国区から自民党公認で出馬し、初当選。当選3回。自民党内では田中角栄→竹下登→小渕恵三派に所属。1992年12月から1993年8月まで宮澤内閣の国土庁長官を務めた。1998年政界引退。同年秋の叙勲で勲一等瑞宝章受章「98年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、及び外国人の受章者一覧」『読売新聞』1998年11月3日朝刊。
2004年11月7日、心不全のため神奈川県川崎市の病院で死去。。死没日をもって従三位に叙される『官報』第3990号12-13頁 平成16年12月7日号。
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