西田陽一 : ウィキペディア(Wikipedia)
西田 陽一(にしだ よういち、1976年 - )は、日本の実業家・戦略コンサルタント。
株式会社陽雄 代表取締役社長。
戦略研究学会会員。一般財団法人日本国際政治学会会員。国際安全保障学会会員。日本クラウゼヴィッツ学会理事。明治大学リバティアカデミー講師。
防衛大学校講師(部外)。航空自衛隊幹部学校部外講師(指揮幕僚課程)。陸上自衛隊幹部学校部外講師(幹部高級課程)。海上自衛隊部外講師(航空学生課程・防衛学国防論担当)。予備自衛官〔寄稿〕西田陽一「YS-54に参加して」(防衛省陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課予備自衛官室『POWER RESERVE』2008年4月1日発行)。
経歴
北海道札幌市出身。ワシントン州立大学経済学部卒業。
著作等
単著
- 『戦略思想史入門—孫子からリデルハートまで』〔書評〕西田陽一著『戦略思想史入門―孫子からリデルハートまで』(石黒盛久)戦略研究学会『戦略研究31』(2022年10月発行) ちくま新書、2021年、
共著
- 『「失敗の本質」と戦略思想—孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因』〔書評論文〕 岡本 至 「古典を道標として歴史を鑑みる意義 西田陽一・杉之尾宜生『「失敗の本質」と戦略思想:孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因』」 戦略研究学会『戦略研究28』(2021年3月発行)(杉之尾宜生共著)、ちくま新書、2019年、
- 『戦略古典の本質 孫子がわかれば、中国がわかる』(杉之尾宜生共著)、ダイヤモンド社、2013年、
共訳
- マイケル・I・ハンデル 『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』 (杉之尾宜生共訳)、日本経済新聞出版社、2012年、
- マイケル・I・ハンデル 『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』 (杉之尾宜生共訳)、日経ビジネス人文庫、2017年、
協力
- 『新版 面白いほどわかる孫子の兵法(学校で教えない教科書)』(杉之尾宜生 監修)日本文芸社、2013年、
論文
- 「『孫子』兵法の戦略と安全保障」『海外事情』(拓殖大学海外事情研究所、2017年4月)
- 「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争を考える」『戦略研究33』(戦略研究学会機関誌(査読付き論文)、2023年10月、)
寄稿・書評
- 「YS-54に参加して」(防衛省陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課予備自衛官室『POWER RESERVE』2008年4月1日発行)
- 「時代超える戦略の本質(『新訂 孫子』)」(産経新聞 読書面「この本と出会った」2022年2月6日掲載)
- 「今村伸哉監修、小堤盾・三浦一郎編『近現代軍事戦略家辞典――マキャヴェリからクラウゼヴィッツ、 リデル・ハートまで――』」(戦略研究学会機関誌『戦略研究33』、2023年10月、)
- 「奥山真司著『新しい戦争の時代の戦略的思考』」(政策研究フォーラム月刊誌『改革者』、2024年5月号)
講座・学会発表
講座
- 「戦略論・戦略思想と経営学・ビジネス戦略を「越境」して考える(教養としての戦略学)~軍事領域とMBA的領域の比較~」明治大学リバティアカデミー(2024年11月)
- 「「戦争と倫理・戦略と道徳を考える」(教養としての戦略学) ~「戦争倫理学」「戦争哲学」へのアプローチを通じて戦略的思考を学ぶ~」明治大学リバティアカデミー(2023年12月)
- 「孫子とクラウゼヴィッツの戦略思想を学ぶ(教養としての戦略学)~ナポレオン戦争、大東亜戦争、ウクライナ戦争の現実を通して真摯に考える~」明治大学リバティアカデミー(2023年6月)
- 「教養としての戦略学「古典戦略思想から現代安全保障を考える」」明治大学リバティアカデミー(2022年11月)
- 「教養としての戦略学「『失敗の本質』を軍事・経営戦略の視点から読み解く」」明治大学リバティアカデミー(2022年5月)
- 「教養としての戦略学「失敗の本質と戦略思想」戦略思想のエッセンスを知り、歴史の中で考えて戦略的思考を磨く」明治大学リバティアカデミー(2021年11月)
- 「「教養としての戦略学」~『孫子』「マキャベリ」クラウゼヴィッツ『戦争論』「リデルハート」などを手掛かりに~」明治大学リバティアカデミー(2021年6月)
- 「戦略古典・『孫子』とクラウゼヴィッツ『戦争論』の本質を読み解く~ロングセラー『失敗の本質』を手掛かりにしながら」明治大学リバティアカデミー(2019年5月)
- 「続『孫子』に学ぶ~インテリジェンス・戦略という視点から」明治大学リバティアカデミー(2017年5月)
- 「続・『孫子』に学ぶ~軍師とは何か~」明治大学リバティアカデミー(2014年10月)
- 「『孫子』に学ぶ ―孫正義の「孫の二乗の兵法」を手がかりに―」明治大学リバティアカデミー(2013年10月)
学会発表
- 共通テーマ :「戦略研究と人間本性」 発表テーマ:「人間本性である好戦性と倫理性の営みから「戦略」を考える」 戦略研究学会第22回大会(2024年4月21日)
- 共通テーマ:「ロシア・ウクライナ戦争と国際秩序をめぐる戦略的課題」 発表テーマ:「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争と国際秩序を考える」 戦略研究学会第21回大会(2023年4月23日)
- シンポジウムテーマ:「ウクライナ戦争とクラウゼヴィッツ」 発表テーマ:「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争を考える~政治と軍事の関係を軸に~」2023年度日本クラウゼヴィッツ研究大会(2023年10月7日)
- テーマ:「ウクライナ戦争を、孫子、クラウゼヴィッツ等の戦略思想と共に考えてみる」日本クラウゼヴィッツ学会(2022年12月)
- テーマ:「古典戦略思想の共通点と相違点について」日本クラウゼヴィッツ学会(2021年12)
- 基調講演:「古典としての孫子・クラウゼヴィッツと現代への応用」2021年度日本クラウゼヴィッツ学会研究大会(2021年10月)
- テーマ:「ツキディディスの罠」日本クラウゼヴィッツ学会(2020年12月)
- テーマ:「『失敗の本質』と戦略思想 孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因」日本クラウゼヴィッツ学会(2019年12月)
- テーマ:「古代中国の政軍関係を思想から読み解く(「四書五経」を中心として)」日本クラウゼヴィッツ学会(2018年12月)
- テーマ:「孫子と韓非子の比較~政略・軍略・組織論の観点から」日本クラウゼヴィッツ学会(2018年1月)
- 共通テーマ:「新しいジョミニ」 テーマ:「ジョミニと孫子」日本クラウゼヴィッツ学会2017年度シンポジウム(2017年10月)
- テーマ:「クラウゼヴィッツとカントの政治哲学へのアプローチ」日本クラウゼヴィッツ学会(2016年8月)
- テーマ:「『戦争論』と孫子で考える戦争と経済の関係について」日本クラウゼヴィッツ学会(2015年8月)
- テーマ:「クラウゼヴィッツとカント・孫子と孔子の思想関係」日本クラウゼヴィッツ学会(2014年8月)
- テーマ:「クラウゼヴィッツに与えたカントの影響」日本クラウゼヴィッツ学会(2013年8月)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/15 05:20 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.