坂部文昭 : ウィキペディア(Wikipedia)
坂部 文昭(さかべ ふみあき、1945年2月6日 - )は、日本の男性俳優、声優。身長168cm、体重60kg、本名は坂部裕治。群馬県出身、劇団文学座所属。
人物
テレビ、舞台の他、洋画の吹き替えを中心に声優としても活躍している。
特技は日舞。
出演作品
テレビドラマ
- 五人の野武士 第5話「おん大将のおん首」(1965年、日本テレビ)
- 鬼平犯科帳(1969年、テレビ朝日)
- 第14話「お雪の乳房」 - 番頭・庄之助 役
- 第19話「霧の七郎」 - 阿部弥太郎 役
- 勝海舟(1974年、NHK) - 大野文太 役
- ユタとふしぎな仲間たち(1974年、NHK) - ヒノデロ 役
- 野わけ 第5話(1975年、読売テレビ)
- 大江戸捜査網 第4シリーズ「撃滅!江戸の黒い霧」(1976年、東京12チャンネル)
- 黄金の日日(1978年、NHK) - 斎藤十郎 役
- 大空港 第23話(1979年) - 薄井医院秘書
- 姉さんの子守唄(1979年、NHK銀河テレビ小説)
- NHK少年ドラマシリーズ 七瀬ふたたび(1979年)
- 第5話「航海」
- 第6話「時をのぼる」
- 日本巌窟王 第19話「死闘さそり狩り」(1979年、NHK)
- 陽はまた昇る 第9話「夕焼け雲」(1979年、フジテレビ) - 藤井国夫 役
- ふたりの母(1980年、CBC)
- ザ・ハングマン 第1シリーズ 第19話「恐怖で走るダイナマイト女」(1980年、テレビ朝日)
- 土曜ドラマ 戦後史実録シリーズ「空白の900分-国鉄総裁怪死事件-」(1980年10月11日、NHK)
- 熱中時代 第2シリーズ 第9話「二年三組新学期GO!!」(1980年、日本テレビ) - 青木大助 役
- 御宿かわせみ 第23話「花冷え」(1981年、NHK) - 村尾 役
- NHK少年ドラマシリーズ 星の牧場(1981年)
- マリコ 前篇・開戦前夜 後編・二つの祖国、父の国、母の国(1981年8月15日、NHK)
- ザ・サスペンス 消えたスクールバス 園児集団蒸発「それは夏祭りから始まった」(1982年7月24日、TBS)
- 峠の群像(1982年、NHK) - 勘七 役
- ハイカラさん(1982年、NHK)
- 太陽にほえろ! 第532話「バラの刺青」(1982年、日本テレビ)
- 特捜最前線(テレビ朝日)
- 第280話「黙秘する女!」(1982年)
- 第412話「OL・横浜ラブストーリー!」(1985年)
- 第441話「女子中学生殺人事件・冬のコオロギのSOS!」(1985年)
- 第458話「終着駅の女III 東京駅・青山圭子の逃亡」(1986年)
- 第461話「不純異性交遊殺人事件!」(1986年)
- 第505話「地上げ屋殺し」(1987年)
- ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる 第13回「相沢事件 軍務局長斬殺さる」(1984年、テレビ朝日)
- 水曜時代劇 宮本武蔵(1984年、NHK総合テレビ) - 行商人 役
- 春の波涛(1985年、NHK) - 秋田雨雀 役
- 澪つくし(1985年、NHK連続テレビ小説第34作)
- うちの子にかぎって… パート2 第6話「ボクらは少年探偵団」(1985年、TBS) - 牛島弘文 役
- ドラマ人間模様 聖家族(1987年、NHK)
- 武田信玄(1988年、NHK) - 鎌田十郎左衛門 役
- 青春家族(1989年、NHK)
- はぐれ刑事純情派 パート2 第14話「臓器を売る女」(1989年、テレビ朝日) - 道夫の兄 役
- 翔ぶが如く(1990年、NHK) - 副島種臣 役
- 火曜サスペンス劇場 弁護士・高林鮎子 第7作「L特急しまんと6号 早春四国路殺人事件」(1990年3月13日、日本テレビ)
- 土曜ワイド劇場 密会の宿 第7作「女たちの殺人慰安旅行 忘れられた結婚指輪の秘密」(1990年5月30日、テレビ朝日)
- 特捜エクシードラフト(1992年-1993年、テレビ朝日) - 杉原博士 役
- 家栽の人 第10話「三姉妹」(1993年、TBS)
- 新幹線物語'93夏 第6話「にせパーサーが乗ってきた!」(1993年、TBS)
- 金曜エンタテイメント 横溝正史シリーズ 第4作「悪魔の手毬唄」(1993年9月24日)
- 金曜時代劇 大江戸風雲伝(1994年、NHK)
- ヒロシマ 原爆投下までの4か月(1996年8月5日、NHK)
- 徳川慶喜(1998年、NHK) - 岡部駿河守長常 役
- 葵 徳川三代(2000年、NHK) - 毛利元康 役
- 虹色定期便 静岡県焼津市編(2001年、NHK Eテレ) - 登おじさん 役
- 金曜エンタテイメント・報道発掘プロジェクト「拉致に挑んだ男たち・封印された世紀のスクープ」(2003年、フジテレビ)
- 武蔵 MUSASHI(2003年、NHK) - 板倉勝重 役
- 警視庁鑑識班2004 第2話「似顔絵に潜む家庭内暴力と落下死体の謎」(2004年、日本テレビ)
- 義経(2005年、NHK) - 船所五郎正利 役
- 篤姫(2008年、NHK) - 島津久風 役
- ゲゲゲの女房 第1週「ふるさとは安来」第1回(2010年、NHK BSプレミアム) - 農夫 役
- 土曜ワイド劇場 森村誠一の背徳の詩集(2011年、テレビ朝日)
- 棟居刑事シリーズ 第5作「目撃美女は二度死ぬ? 猫が運ぶ犯人!?」(2011年) - 青葉山マンション管理人・福本 役
- 報道ドラマ 生きろ 〜戦場に残した伝言〜(2013年、TBS)
映画
- 荒い海(1969年)
- この青春(1971年) - 入国警備官 役
- 積木くずし(1983年) - 宇沢医師 役
- 夜の哀しみ(2001年) - 漁港事務長 役
- 日本の青空(2007年) - 杉森孝次郎 役
舞台
- アンドーラ(1968年、文学座アトリエ)
- 騒がしい子守歌(1969年、紀伊國屋ホール)
- 五稜郭血書(1969年、国立劇場大劇場)
- 地の群れ(1970年、紀伊國屋ホール)
- 沈氏の日本夫人(1972年、東横劇場)
- トロイラスとクレシダ(1972年) - カルカース 役
- 櫻ふぶき日本の心中(1975年、紀伊國屋ホール)
- 人間嫌い(1978年、西武劇場)
- 新編 吾輩は猫である(1982年、文芸座劇団創立45周年記念公演) - 黒 役
- 続・二号(1984年、三越劇場)
- 場所と思い出(1988年、文学座アトリエ)
- 女の一生 果てしなきひとすじの道(1989年、東京・池袋サンシャイン劇場)
- 山ほととぎずほしいまま(1991年、サンシャイン劇場)
- お富与三郎 恋しぐれ(1992年、南座)
- 好色一代女(1993年、三越劇場)
- 恋ぶみ屋一葉(1994年、新橋演舞場)
- 近松心中物語(1996年、明治座)
- 寒花(1997年、文芸座アトリエ)
- 怪談 牡丹燈籠(1998年、三越劇場) - 三遊亭圓朝 役
- ふるあめりかに袖はぬらさじ(1999年、三越劇場)
- 乾いて候(2000年、紀伊國屋サザンシアター)
- 水の記憶 The Memory of Water(2000年、紀伊国屋ホール) - テリーザの夫・フランク 役
- 鏡花幻想(2000年、帝国劇場)
- かどで・釣堀にて(2000年、俳優座劇場)
- 四谷怪談(2001年、シアターコクーン)
- THE CRISIS -ザ・クライシス-(2004年、文芸座アトリエ) - 元国務長官 役
- ビリーとヘレン(2004年、ル テアトル銀座)
- 新・近松心中物語〜それは恋〜(2004年、日生劇場) - 平三郎 役
- アルバートを探せ(2005年、文学座十二月アトリエの会) - 長岡半太郎 役
- ぬけがら(2005年、文芸座アトリエ)
- 信長(2005年、松竹・新橋演舞場) - 平手政秀 役
- 日本の面影(2005年、紀伊國屋ホール) - 稲垣金十郎 役
- シラノ・ド・ベルジュラック(2007年、青山円形劇場) - ド・ギッシュ伯爵、ル・ブレ、僧侶 役など
- 肝っ玉おっ母とその子どもたち(2008年、シアター1010) - 基地司令官 役
- 風のつめたき櫻かな(2008年、紀伊國屋サザンシアター) - 床屋・商店会長:青木浩二郎 役
- グレンギャリー・グレン ロス(2009年、紀伊國屋サザンシアター) - アーロナウ 役
- 定年ゴジラ(2009年、紀伊國屋サザンシアター) - 野村 役
- 朗読の会 入れ札(2010年、浅草リトルシアター)
- エレジー〜父の夢は舞う〜(2011年、吉祥寺シアター) - 吉村右太 役
- タネも仕掛けも(2012年、紀伊國屋サザンシアター) - ディープ田中 役
- 不幸 / 一周忌(2013年、したまち演劇祭) - 伯父・治兵衛 役
- すててこてこてこ(2015年、吉祥寺シアター) - 主演・三遊亭圓朝 役 ※ 加藤武の逝去による代役
他多数
吹き替え
洋画
- アンダー・サスピション
- カリフォルニアドリーム(ポール・スミス〈ロッド・アランツ〉)
- 鏡の国のアリス(スズメバチ〈イアン・リチャードソン〉)
- サウンド・オブ・ミュージック(マックス・デトワイラー〈リチャード・ヘイドン〉)※DVD新録音版
- ジェニファーの明日 あなたを抱きしめさせて(リチャーズ医師〈〉)※NHK版
- ジョーズ(ラリー・ヴォーン市長〈マーレイ・ハミルトン〉)※テレビ東京版
- タイムクラッシュ・超時空カタストロフ(FBI捜査官ベイカー〈ローレンス・デイン〉)※テレビ東京版
- ディファイアンス(ハレッツ〈アラン・コーデュナー〉)
- トゥー・ブラザーズ(ユージン・ノルマンダン〈ジャン=クロード・ドレフュス〉)
- フーディーニ 幻想に生きた奇術師(コナン・ドイル〈デヴィッド・コールダー〉)
- フェリシティの青春
- 博士と彼女のセオリー(フランク・ホーキング〈サイモン・マクバーニー〉)
- Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(シャーロック・ホームズ〈イアン・マッケラン〉)
- 楽園の女(ウー氏〈セク・サウ〉)
- ランダム・ハーツ(トルーマン・トレイナー(リチャード・ジェンキンス))※テレビ版
海外ドラマ
- アンダーカバー・ボス2 社長潜入調査(ティム・ホワイト学長)
- イ・サン
- ER緊急救命室シリーズ
- シーズンX(モーガン・ウエストブルック〈マイケル・グレゴリー〉)
- シーズンXI(アジェイ・ラスゴートラ〈アヌパム・カー〉)
- MAJOR CRIMES 〜重大犯罪課〜(クレイトン・カーター〈ロン・グラス〉)
- 刑事コロンボ ハッサン・サラーの反逆(アーマド・カマル国王〈バリー・ロビンス〉)
- 警部マクロード
- 刑事フォイル(イアン・スチュアート(サムの父))
- コールドケース7 ザ・ファイナル(フランク・ジェームズ(現在)〈ニューウェル・アレクサンダー〉)
- サブリナ シーズン6(ケーブル設置員)
- ザ・パシフィック(スレッジ医師〈コナー・オファレル〉)
- ザ・ホワイトハウスシリーズ
- シーズン2(ジン・ウェイ〈ヘンリー・オー〉)
- シーズン3(レオナルド・ウォレス〈カーメン・アルジェンツィアノ〉)
- シーズン4(ボイト〈テリー・ビーバー〉)
- スーパーナチュラル シーズン9
- チャームド 〜魔女3姉妹〜 シーズン2(イライアス〈J・ケネス・キャンベル〉)
- デスパレートな妻たち4
- ドクター・フー(アスキス将軍〈ルパート・ヴァンシッタート〉)
- バーナビー警部(ロン・プリングル〈ジェームズ・ボーラム〉)
- バーン・ノーティス 元スパイの逆襲(イーライ・ザマール〈ジョエル・スウェトゥ〉)
- 馬医(オ・ギュテ〈キム・ホヨン〉)
- ホーンブロワー 海の勇者(ド・シャレット将軍〈ジョン・シュラプネル〉)
- マイ・スイート・メモリーズ(ハロルド〈ジェローム・ガーディーノ〉)
- マードック・ミステリー 〜刑事マードックの捜査ファイル〜(ラルフ・フィッチ)
- 名探偵ポワロ ※NHK版
- マギンティ夫人は死んだ(スペンス警視〈リチャード・ホープ〉)
- 杉の柩(マースデン警部〈ジャック・ギャロウェイ〉)
- 名探偵モンク(リーランド・ストットルマイヤー警部〈テッド・レビン〉)
- 主任警部モース(ポーレン)
- レリック・ハンター 秘宝を捜せ(ディーン〈カルロ・ロタ〉、ウォーマー学部長〈ジョゼフ・ジーグラー〉)
- UCアンダーカバー 特殊捜査班
- ロストワールド〜失われた世界〜(ギル 他)
- 私はケイトリン シーズン2(ペティグルー校長〈デヴィッド・グリーニー〉)
テレビアニメ
- 人間交差点(2003年) - 作家 役
- シグルイ(2007年) - 男 役
OVA
- 銀河英雄伝説外伝 決闘者(2000年) - ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム3世〈2代目〉 役
ラジオドラマ
- NHK第一放送
- 吸血鬼 - 三谷 役
- NHK-FM 青春アドベンチャー
- モンテ・クリスト伯(1996年) - ファリア神父 役
- オルガニスト(1999年) - オッテ警部 役
- 髑髏城の花嫁(2013年) - モリソン 役
- あたたかい水の出るところ(2014年)
- 砂漠の王子とタンムズの樹(2014年)
- NHK-FM FMシアター
- 暑かった夏、そして冬(1996年)
- ビオレタ(2015年)
- 死児は方言で帰る(1973年、FM芸術劇場)
- 還らざる一機〜「太平洋の虹」第2部(1975年、FMドラマ)
- 恋の鞘当て(1975年、R1文芸劇場)
- 光る壁画(1984年、NHKラジオ第1放送)
- 師走狐(1985年、ラジオ図書館)
CD
- 美しい日本語 そらんじたい和歌170選(2003年) - 朗読
ボイスオーバー
- シャーロック・ホームズの世界(1979年、NHK教育テレビ) - ジョン・H・ワトスン 役
- BS世界のドキュメンタリー(NHK-BS1)
- フロム・ジ・アース/人類、月に立つ(2001年、NHK-BS1)
- 第4回「激動の1968年・アポロ8号」(ロバート・ギルルース〈ジョン・キャロル・リンチ〉)
- 第5回「月着陸スパイダー〜技術者たちの挑戦」(ヴェルナー・フォン・ブラウン)
- 第8回「輝かしき失敗」(ポール・ハーカス〈クリント・ハワード〉)
出典
参考文献
- 日本タレント名鑑2006(VIPタイムズ社)
外部リンク
- 公式プロフィール - 文学座
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