イ・ナリ : ウィキペディア(Wikipedia)

イ・ナリ (、1988年7月6日 - )は、ソウル特別市出身の大韓民国の女子プロゴルファー。所属はGOLF5。

経歴

慶熙大学校(大韓民国)卒業。

14歳からゴルフを始める。

韓国でプロ転向したが、韓国ツアーに出場することなく、日本ツアーのQTを受験。2008年から日本ツアーに参加。

2009年、「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で3位。賞金ランク29位で初シード権獲得。

2010年、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」ではイム・ウナと優勝を争ったが終盤のボギーが響き、1打差の2位タイ。「伊藤園レディスゴルフトーナメント」最終18番ホールでは佐伯三貴とのプレーオフをかけて攻めのゴルフに徹したが3位。賞金ランク23位。

2011年、「ニチレイレディス」の3位タイが最高位。賞金ランク28位。

2012年、「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の4位が最高位。賞金ランク22位。

2013年、JLPGA入会。「ニチレイレディス」では優勝した吉田弓美子に1打及ばず2位タイ。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では最終日を首位タイでスタートしながら、一時2組前でラウンドする宮里藍に首位を奪われたが、最後は1打差でかわし日本ツアー6年目で初優勝。「富士通レディース」は2日目を2位と1打差の首位で終え、最終日は雨天中止となって2度目の優勝を決めた。賞金ランク11位。

2014年、公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会」では優勝した鈴木愛に1打及ばず2位タイ。「マンシングウェアレディース東海クラシック」では最終日にイーグル・バーディーを重ね、2位に2打差をつけて先にホールアウト。しかし最終組の申ジエが3連続バーディーを奪ったため逆転された。「日本女子オープンゴルフ選手権競技」では最終日17番ホールまで首位と並んでいたが、18番でボギーを叩きプレーオフを逃した。7,865万円余を獲得し、自己最高の賞金ランク8位。

2015年、伊藤園レディスの5位が最高位。賞金ランク29位。

2016年、「樋口久子 レディスゴルフトーナメント」の6位タイが最高位。賞金ランク33位。

2017年、「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」の4位タイが最高位。賞金ランク59位でシード喪失。

2020年、日本女子プロゴルフ選手権で通算11アンダーと健闘したが、優勝した永峰咲希に1打及ばず2位タイ。

プロ優勝 (2)

JLPGAツアー (2)

No.日程大会名スコア2位との差2位(タイ)
12013年9月19-21日ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン−5(71-70-70=211)1打差JPN 宮里藍TWN テレサ・ルー
22013年10月18-20日富士通レディース−6(71-67=138)*1打差JPN 渡邉彩香
  • は36ホール短縮

関連項目

  • ゴルファー一覧
  • 韓国の著名人一覧

外部リンク

  • イ・ナリ – ゴルフダイジェスト・オンライン

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/31 09:37 UTC (変更履歴
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