大熊昭 : ウィキペディア(Wikipedia)

大熊 昭(おおくま あきら、1950年9月18日 - )は、日本のアニメーションの音響監督。

来歴・人物

日本電子工学院(現・日本工学院専門学校)電子工学部卒業。

東京スタジオセンターを経て、1975年にオーディオ・プランニング・ユー(APU)に入社。代表取締役の浦上靖夫と共に、長きに渡り同社を代表する音響監督として活動した。経営にも携わり、APU常務取締役(1981年 - 2010年代前半)、エーピーユースタジオ専務取締役、APU MEGURO STUDIO代表取締役(2003年 - )を歴任する。

『ドラえもん』(1979年 - 2005年)や『クレヨンしんちゃん』『忍たま乱太郎』といった長期テレビシリーズ作品を多く手がける。また『ドラえもん』のほかにも『忍者ハットリくん』『パーマン』(第2作・Pa-Pa-Pa ザ★ムービー )『笑ゥせぇるすまん』などの藤子不二雄作品に多数参加した。

『クレヨンしんちゃん』のキャスティングでは当時新人だった藤原啓治を野原ひろし役に抜擢するなど、声優業界への貢献も多い。

APUの取締役を退任した後も同社専属の音響監督として活動していたが、2025年に長年担当した『クレヨンしんちゃん』『忍たま乱太郎』『あたしンち』シリーズを田中章喜と相磯大貴に引き継いで降板し、一線を退いた。

主な参加作品

テレビアニメ

OVA

劇場アニメ

Webアニメ

カセットブック

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/11/21 04:11 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「大熊昭」の人物情報へ