バーバラ・ブロッコリ : ウィキペディア(Wikipedia)
バーバラ・ダナ・ブロッコリ(Barbara Dana Broccoli、OBE、1960年6月18日 - )は、アメリカ合衆国の映画プロデューサーである。
生い立ち
カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれる。父は『007』シリーズのプロデューサーであるアルバート・R・ブロッコリ、母は女優のダナ・ウィルソン・ブロッコリである。また、後に『007』を共同でプロデュースすることになるマイケル・G・ウィルソン(1943年 - )は、父親違いの兄妹である。
キャリア
17歳のとき、『007/私を愛したスパイ』で初めて『007』シリーズに関与する。6年後、『007/オクトパシー』(1983年)で初めて助監督の一人を務める。さらにその後『007 リビング・デイライツ』(1987年)ではアソシエイトプロデューサーを務めたPriggé, Steven. Movie moguls speak: interviews with top film producers (p.17)。『007/ゴールデンアイ』からは製作者としてクレジットされており、以後ピアース・ブロスナンとダニエル・クレイグの『007』をすべて手掛けている。
2024年度の第97回アカデミー賞において、マイケル・G・ウィルソンと共にアービング・G・タルバーグ賞を受賞。父親も同賞を受賞している。
フィルモグラフィ
アソシエイトプロデューサー
- 007/リビング・デイライツ The Living Daylights(1987)
- 007/消されたライセンス Licence to Kill(1989)
製作
- 007/ゴールデンアイ GoldenEye(1995)マーティン・キャンベル監督
- 007/トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow Never Dies(1997)ロジャー・スポティスウッド監督
- 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ The World Is Not Enough(1999)マイケル・アプテッド監督
- 007/ダイ・アナザー・デイ Die Another Day(2002)リー・タマホリ監督
- 007/カジノ・ロワイヤル Casino Royale(2006)マーティン・キャンベル監督
- 007/慰めの報酬 Quantum of Solace(2008)マーク・フォースター監督
- 007 スカイフォール Skyfall(2012)サム・メンデス監督
- 007 スペクター Spectre(2015)サム・メンデス監督
- リヴァプール、最後の恋 Film Stars Don't Die in Liverpool(2017)ポール・マクギガン監督
- リズム・セクション The Rhythm Section(2020)監督
- 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Die(2020)キャリー・ジョージ・フクナガ監督
- ティル Till(2022)監督
製作総指揮
- ナンシー Nancy(2018)クリスティーナ・チョー監督
参考文献
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/24 11:18 UTC (変更履歴)
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