アンドレイ・ズビャギンツェフ : ウィキペディア(Wikipedia)
アンドレイ・ペトローヴィチ・ズビャギンツェフ (露:, 英:Andrey Petrovich Zvyagintsev, 1964年2月6日 - ) は、ロシアの映画監督・脚本家・俳優。
来歴
1964年2月6日、旧ソ連のノヴォシビルスクで生まれた。1984年に同地の演劇学校を卒業。その後は地方の劇場で舞台俳優として活躍。その後、1986年にモスクワに移住し、映画出演のために多くのオーディションを受けたが、テレビのエキストラを得るのが精一杯の状況であった。しかし、友人の伝で2000年にテレビシリーズ『』の一話の演出を手がけるチャンスを得て、その手腕が高く評価された。
2003年、初の長編『父、帰る』を発表。第60回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞とルイジ・デ・ラウレンティス賞を受賞した。2007年にはウィリアム・サローヤンの小説を原作に、2作目となる『ヴェラの祈り』を発表。第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、コンスタンチン・ラヴロネンコに同映画祭男優賞をもたらした。
2011年には3作目となる『エレナの惑い』を発表し、第64回カンヌ国際映画祭のある視点部門で審査員特別賞を受賞した。2014年には4作目の『裁かれるは善人のみ』を発表。第67回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。また、第72回ゴールデングローブ賞の外国語映画賞を受賞し、第87回アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされた。
監督作品
長編
- 父、帰る (2003年)
- ヴェラの祈り (2007年)
- エレナの惑い (2011年)
- 裁かれるは善人のみ (2014年)
- ラブレス (2017年)
短編
- (2000年) テレビシリーズ『』の一話
- (2009年)
- (2011年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/10 14:57 UTC (変更履歴)
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