アンドレア・ファンタシア : ウィキペディア(Wikipedia)
アンドレア・ファンタジア(Andrea Fantasia 本名不明、生年月日不明、没年月日1985年11月2日)はイタリアの映画俳優、スタントマン、殺陣師。時には制作管理やセット監督を務めることもあった。
同時代に活動した同業者のフランコ・ファンタシアは兄弟で、共演作もある。
別のクレジット名義はアンドリュー・ハート(Andrew Hart)がある。
経歴
1950年代より映画出演し、出演と並行してスタント・コーディネーターや殺陣師(フェンシング・マスター)を務めた。キャリアの初期にはキング・ヴィダー監督の超大作『戦争と平和』(1956年)の端役がある。以後、ペプラム物やマカロニ・ウエスタン等のアクション映画に出演したが、大半が端役だった。フェデリコ・フェリーニ監督の『フェリーニのローマ』(1972年)やオムニバス映画『世にも怪奇な物語』(1968年)にもクレジットなしながらも顔を見せる。また、ルッジェロ・デオダート監督の『女戦士ゼナベル』(1969年/未/ビデオ)ではデルゲート・プロデューサーを担当した。
出演
フィルモグラフィ
- 『戦争と平和』(1956年)(クレジットなし)キング・ヴィダー監督
- 『ヘラクレス』(1958年)ピエトロ・フランチーシ監督
- 『ヘラクレスの逆襲』(1959年)
- 『アルプス征服軍/ハンニバル』(1959年)エドガー・G・ウールマー監督
- 『ダビデとゴライアス』(1960年)(スタント・コーディネーター)フェルディナンド・バルディ監督
- 『マチステ』(1960年)(疑斗)カルロ・カンボガリアーニ監督
- 『スパルタの若獅子』(1960年)ピエトロ・フランチーシ監督
- 『コザック』(1960年)ヴィクトール・トールヤンスキー、ジョルジオ・ヴェンテュリーニ共同監督
- 『ヘラクレス、サムソン、ユリシーズ』(1963年)
- 『西部の英雄バッファロー・ビル』(1964年/未ソフト化)(クレジットなし)ジョン・W・フォードスン(マリオ・コスタ)監督
- 『荒野の一つ星』(1967年)(クレジットなし)カルヴィン・J・パジェット(ジョルジオ・フェローニ)監督
- 『残虐の掟』(1967年)テレンス・ヤング監督
- 『血闘のジャンゴ(血斗のジャンゴ)』(1967年)(クレジットなし)セルジオ・ソリーマ監督
- 『世にも怪奇な物語』(1968年)(クレジットなし)
- 『砂漠の戦場/エル・アラメン』(1968年)カルヴィン・ジャクスン・パジェット(ジョルジオ・フェローニ)監督
- 『フェリーニのローマ』(1972年)(クレジットなし)フェデリコ・フェリーニ監督
- 『ゾロの息子』(1973年/未ソフト化)
- 『巨大なる戦線(ザ・ビッグバトル)』(1978年/未/TV放映/ビデオ)ウンベルト・レンツィ監督
- 『シシリアン・ボス』(1979年/未/ビデオ)(クレジットなし)ウンベルト・レンツィ監督
参考文献
関連項目
外部リンク
・インターネット・ムービー・データベース アンドレア・ファンタジア(英語) https://m.imdb.com/name/nm0266885/
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/23 11:20 UTC (変更履歴)
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