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「BE:FIRST」LEO、「見はらし世代」でミュージシャンとして初めて音声ガイドに挑戦 団塚唯我監督の長編デビュー作

2025年10月16日 12:00

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音声ガイドで参加したLEO
音声ガイドで参加したLEO

「BE:FIRST」のLEOが、団塚唯我の長編初監督作で第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品された「見はらし世代」(公開中)で、ミュージシャンとして初めて音声ガイドに挑戦していることがわかった。

本作は、短編「遠くへいきたいわ」(ndjc2021)で注目を集めた団塚監督の長編デビュー作。再開発が進む東京・渋谷を舞台に、母親の死によって生まれた父親と子供たちの確執を描く。本作が映画初主演作となる黒崎煌代が主人公を演じ、父親役を遠藤憲一、母親役を井川遥、姉役を木竜麻生がそれぞれ務める。

画像2©︎2025 シグロ / レプロエンタテインメント

主人公・高野蓮は胡蝶蘭の運配送運転手として、日々、東京の街を周回する。ランドスケープデザイナーである父、高野初は10年前、家族旅行の最中、建築コンペの最終選考に残ったことから、母、由美子との口論の末、仕事場へのとんぼ返りを選択する。その決断は結果的に家族4人がそろう時間をなくしてしまう。

そして現在。今や国際的な活躍をしている初が、7年ぶりに帰国。回顧展の準備をしていることを蓮は知る。蓮はもう一度、家族での再会を望むが、姉の恵美は家族というもの自体に懐疑的で、再会を望まない。それでも蓮は、10年前の家族旅行の起点へと時間を巻き戻そうと目論む。

LEOが担当する音声ガイドは、登場人物の動きや表情、情景など、映像だけでは伝わらない“画の情報”を言葉で届けるもの。視覚に障害のある人や見えにくい人が映画を楽しむためのサポートとして、日本では年間100本以上の作品が対応している。

LEOは、「目が見えない、また見えにくい皆さんを『見はらし世代』の世界にご案内したい」と語り、ナレーションを快諾。本作の音声ガイドは、視覚障害者だけでなく、一般の観客にも新しい楽しみ方として、映像を“聴く”ことで登場人物の感情や場面の空気をより深く味わうことができる。

見はらし世代」の音声ガイドは、10月17日よりUDCastアプリにて配信開始予定。LEO版に加えて、団塚監督の前作「遠くへいきたいわ」に出演した俳優の河井青葉によるバージョンも用意され、利用者は2種類から好みに合わせて選ぶことができる。

LEOのコメント全文は以下の通り。


【LEO/「BE:FIRST」】
今回、「見はらし世代」の音声ガイドを務めたBE:FIRSTのLEOです。
この作品は、どんな人でも1人の人間であり、傷つけ、傷つきながら今日を生き、過去に囚われながらも必死に明日を見つめて生きていかなきゃいけない。それが誰かから見れば、不正解と言われるような形であろうとも、それでいいんだよと、それが君の人生そのものなのだからと、色んな感情を全て抱きしめてくれる作品だなと感じました。
僕のように不器用ながらも今日を生きる色んな人に届いて欲しいなと思える作品で、そんな作品がより多くの人に届くよう、お力添え出来たことを嬉しく思います。
目が見えない方や目が見えにくい方々にも、作品を楽しんでもらえるように、この作品が届くように精一杯やらせていただきました。
そしてこの作品を通して、より多くの方に合理的配慮の提供というものがあることも知っていただけたら嬉しいです。

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