映画「オリバーな犬」主題歌はEGO-WRAPPIN'の新曲! クセつよな登場人物たちの場面写真も公開
2025年8月15日 18:00

オダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」を映画化する「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」の主題歌にEGO-WRAPPIN'の新曲「phosphorus」が決定。併せて新たな場面写真10点が披露された。
21年にNHKで放送された「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、オダギリが温め続けたオリジナル企画。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)にだけは、なぜか相棒の警察犬・オリバーが酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えてしまうという奇抜な設定で話題を呼んだ。

豪華キャストとドラマの常識を覆すオリジナルストーリーが回を重ねるごとに注目を集め、22年にはシーズン2が放送され、X(旧Twitter)の世界トレンド1位を獲得するなど社会現象化し、「東京ドラマアウォード2022」単発ドラマ部門作品賞グランプリや月間ギャラクシー賞を受賞している。
本作は、オダギリが脚本、監督、編集、出演の一人四役を務める。キャストは、主演の池松のほか、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一、永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇らドラマ版キャストに加え、吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、そして8年ぶりの映画出演となる深津絵里という豪華な顔ぶれが出演。


EGO-WRAPPIN'は、テレビドラマでもオープニング楽曲「サイコアナルシス」と主題歌「The Hunter」を提供し、放送を盛り上げたが、今回の主題歌「phosphorus」は、ゆったりとしたスローテンポに妖艶な歌声と、控えめながら存在感を放つ楽器のサウンドに聴き惚れる一曲に仕上がっている。
主題歌に加え、本作の音楽を担当したEGO-WRAPPIN'の森は「今回もオダギリさんの大きな器と、広い心、そして耳でもって導いて頂いた今作の音世界も魅力満載! 少しでも監督のこだわりに寄り添えて、幸せでした!!」とコメントを寄せたが、オダギリも「この映画が持つ、『ダークで荒廃的な』雰囲気を纏いながらも、そこに立つ人間の『宿命』や『希望の光』を感じさせる尊い楽曲だと感じています」と主題歌を絶賛した。


新たに披露された場面写真は、カリスマハンドラー・羽衣弥生(深津)のある言動に驚きと怪訝な表情を浮かべる一平(池松)と相棒の警察犬オリバーや、一平とオリバーの動きがシンクロし、息ぴったり(?)な姿、鑑識課警察犬係の一平の上司で、隙あらば前髪を切っているため極端に前髪が短い漆原冴子(麻生久美子)が強い眼差しで真剣に一点を見つめる姿、昔は刑事だったが現在はフリーランスの記者である溝口健一(永瀬正敏)が何か含みのある表情でこちらを見ている姿、さらにはスーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)がピースサインで得意げな表情を浮かべる姿など、ドラマ版から引き続き大活躍を遂げる面々が活写されている。さらに映画から参戦となった新メンバーたちの姿も。背中合わせで腕組みをしているキメキメな・テンちゃん(吉岡里帆)と漆原の父・富章(鹿賀丈史)の姪&叔父コンビや、憂いを帯びた表情のトトちゃん(森川葵)、何かを見てしまったのか驚いている不思議なおじさん(髙嶋政宏)の姿を捉えている。
「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」は9月26日から全国公開。オダギリならびにEGO-WRAPPIN'・森のコメント全文は以下のとおり。

余計な説明や話し合いをしないでも、
必ずカッコいいオリバーな劇伴(音楽)を作ってくれます。
元素記号「P」で表される「リン」のことですが、
その語源はギリシャ語で「光を運ぶもの」なんだそうです。
そこに立つ人間の「宿命」や「希望の光」を感じさせる尊い楽曲だと感じています。
地底に埋め込まれたギターノイズが美しく世界を支えています。
改めてこの曲と共に様々なシーンが頭を駆け巡り、
貴方の中にこの映画は完成するのだろうと思っています。
耳でもって導いて頂いた今作の音世界も魅力満載!
名曲も誕生!!更なる阿吽の呼吸で、少しでも監督
のこだわりに寄り添えて、幸せでした!!
(C)2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会
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