Mrs. GREEN APPLE・藤澤涼架が映画初出演 「ベートーヴェン捏造」ショパン役「大変光栄でした」
2025年7月15日 07:00

バカリズムが脚本を手掛け、山田裕貴が主演を務める「ベートーヴェン捏造」の新たなキャストが発表され、3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」の藤澤涼架が出演していることがわかった。藤澤が映画に出演するのは、本作が初めて。「ピアノの詩人」と言われた19世紀前半に活躍したポーランド出身の天才ピアニスト・作曲家ショパンを演じる。

原作は、19世紀ウィーンで巻き起こる音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫った「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(かげはら史帆著/河出文庫刊)。耳が聞こえないという難病に打ち克ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺した聖なる孤高の天才音楽家・ベートーヴェン。しかし、実際の彼は下品で小汚いおじさんで、忠実なる秘書・シンドラーが世の中に伝わる崇高なイメージを“捏造”していた。シンドラーは憧れのベートーヴェンを絶対に守るという使命感から、ベートーヴェンの死後、“下品で小汚いおじさん(真実)”から“聖なる天才音楽家(嘘)”に仕立て上げる。


山田が秘書のシンドラーを演じ、ベートーヴェン役で古田新太が共演。監督は関和亮が務めており、大型LEDディスプレイに背景3DCGを表示し、その前で被写体を撮影するという最先端技術を駆使したバーチャルプロダクションで撮影が行われた。

そのほか、オーストリアの作曲家で、「魔王」など教科書でもおなじみの楽曲を生み出し、“歌曲王”ともいわれるシューベルト役で新原泰佑、オーストリアのピアニスト・作曲家で、リストをはじめとする著名なピアニストを育て、練習曲が有名な作曲・音楽教育家チェルニー役で前原瑞樹が出演。

19世紀ドイツを代表するオペラ作曲家で結婚式の定番「婚礼の合唱」などを作曲したワーグナー役には堀井新太、ドイツの作家、詩人、文芸評論家、ジャーナリストで多くの芸術家と交流があったハイネ役にお笑いトリオ「我が家」の坪倉由幸が決定した。
あわせて、ベートーヴェンの名曲を紹介する特別映像も披露された。
キャストのコメントは以下の通り。「ベートーヴェン捏造」は、9月12日から全国公開。
学生時代、音楽の教科書で見た、"横向いてるあの人"シューベルトをまさか演じる日が来るなんて思ってもいませんでした!そしてこの豪華すぎるキャストの皆様とご一緒させていただけることに喜びを隠せませんでした。 今はただ、完成した映像を迫力満点のスクリーンで堪能したい一心です。 どうぞ皆様もお楽しみにしてください。
ベートーヴェンの時代の、ヨーロッパの人を演じることなんてなかなかないわけで、衣装合わせから撮影までずっとウキウキで楽しませていただきました。
撮影中は、ベートーヴェン(古田新太さん)と、「普段どこで飲んでるの?三茶?」などとお話しもさせていただきました。
素敵な衣装に素敵な美術(LEDディスプレー)で、あの時代のあの人たちを過ごせてとても貴重な経験でした。
皆さんと一緒に僕も早く見たいです。
映像での演技経験がない中で初めての映画出演のお話で、驚きと恐縮がありましたが、大変光栄でした。
日頃、楽器演奏で音楽を届ける表現者として、役を演じることにとても関心があったので、とにかく一生懸命頑張りたいと思いました。
現場にはエキストラの方も沢山いらして、大人数の中での撮影はもの凄く緊張しましたが、主演の山田裕貴さんが合間の時間でお話をしてくださったり、監督の関さんも都度アドバイスをくださって、とてもあたたかい現場でした。バカリズムさん含め、以前からお世話になっている方々に囲まれながら映画初出演ができて良かったです。
バカリズムさんの作品は、日常の何気ない空気感にクスッと笑ってしまう要素が盛り込まれているところが大好きです。
今作で僕が出演するシーンにも、バカリズムさんならではの世界観が広がっていたので、その世界の一員になれる事がとっても嬉しかったです。
出演のお話をいただいたときは、何度かご一緒したことあるプロデューサーの方もいらっしゃったので嬉しい気持ちと何か僕に出来ることをしなくてはというシャキッとした気持ちになりました。撮影中は昔の時代のヨーロッパを舞台にしているので、髪型、衣装がとてもチャーミングでユニークでした。多分撮影中人一倍キョロキョロしていたと思います。バカリズムさんの独特な視点から物事を捉える面白さは、やはり癖になります。あっという間に台本を読み終えました。また何かでご一緒出来たら嬉しいなぁと思いました。
台本を読ませていただいて、一見ちょっと不気味だったり腹が立つような人間をどこか憎めない愛おしいキャラクターに仕上げるバカリズムさんの脚本は流石!と感じました。
そして「え?この役をあの人が!」「わぁ!あの人がこの役なんだ!」と豪華なキャストにワクワクしました。
僕自身は一日の撮影で他のほとんどのシーンを拝見してないので、一客としてこの作品を映画館の大きなスクリーンで観るのがとても楽しみです。
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