伝説的ロックバンドの知られざる起源 「レッド・ツェッペリン ビカミング」場面写真公開
2025年7月2日 10:00

伝説的ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のメンバーが初めて公認したドキュメンタリー「レッド・ツェッペリン ビカミング」の場面写真が披露された。

60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ボーカル)。およそ12年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来であった。デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。
未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイブ映像とともに、その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ。部分的ではなく1曲まるごと演奏シーンを映し出すことで、当時のライブをリアルタイムで目撃した感覚になれる。

これまでこのバンドの公認ドキュメンタリーといえば、1973年のアメリカ・ツアーを中心に構成された「レッド・ツェッペリン 熱狂のライブ」(1976)だけであった。ライブ映像集としては1970年代のコンサート映像を収録した「レッド・ツェッペリンDVD」(2003)もあるが、企画から撮影、完成までメンバーが歩調を合わせ、“公式”のお墨付きを出したのは今回が初めて。

2021年、未完成状態のプリントが第78回ベネチア映画祭で上映されたとき、ペイジは「素晴らしい。ストーリーのエネルギーと音楽のパワーは驚異的だ」と語り、終映後、10分間に及ぶスタンディングオベーションを感動の中で見届けたという。
「レッド・ツェッペリン ビカミング」は9月26日からTOHOシネマズ 日比谷ほかIMAX®同時公開。
(C)2025 PARADISE PICTURES LTD.
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