映画「オリバーな犬」深津絵里、吉岡里帆ら新キャストが演じる”クセ強キャラ”のビジュアル公開
2025年7月2日 18:00

オダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」を映画化する「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」の新キャスト陣が演じるキャラクターの詳細とポスタービジュアルが公開された。
21年にNHKで放送された「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、オダギリが温め続けたオリジナル企画。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)にだけは、なぜか相棒の警察犬・オリバーが酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えてしまうという奇抜な設定で話題を呼んだ。
豪華キャストとドラマの常識を覆すオリジナルストーリーが回を重ねるごとに注目を集め、主題歌「The Hunter」をはじめとする「EGO-WRAPPIN'」の音楽も話題に。22年にはシーズン2が放送され、X(旧Twitter)の世界トレンド1位を獲得するなど社会現象化し、「東京ドラマアウォード2022」単発ドラマ部門作品賞グランプリや月間ギャラクシー賞を受賞している。

本作は、オダギリが脚本、監督、編集、出演の一人四役を務める。キャストは、主演の池松のほか、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一、永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇らドラマ版キャストに加え、吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、そして8年ぶりの映画出演となる深津絵里という豪華な顔ぶれの出演が明らかになっている。


今回明らかになった新キャラクターは、犬の気持ちが分かり過ぎる超優秀なハンドラーの羽衣弥生に深津。あまりに優秀なため「動物と会話ができる」と噂されるカリスマで、元々は溝口健一(永瀬正敏)と肩を並べる狭間県のエースだったが、現在は隣の如月県のチームリーダーを務めている、という役どころ。鹿賀が扮するのは、漆原冴子(麻生久美子)の父・漆原冨章。魚が嫌いなのに魚屋を継がされた悲劇の男で、犬アレルギーという娘に引けを取らないインパクトあるキャラクターだ。
吉岡は、漆原冴子のいとこで漆原の父・富章から相談を受けているテンちゃん役を演じ、富章の相談よりナルト型のヘアクリップが今のお気に入りという個性的な役どころを担う。森川が息吹を注ぐのは、永瀬演じる溝口の姪・トトちゃん。レトロ自販機のうどんが大好きで、多少遠くてもドライブがてらわざわざ食べに出かける好奇心旺盛なキャラクター。高嶋が担うのは、不思議なおじさん。変わった格好をしたおじさんだが、妖精だという噂もある。


キャラクターポスターは、ウォッシュ加工が施されており、現実と虚構の境界が溶け合うような独特の世界観のビジュアルに仕上がっており、目を閉じて横たわる羽衣、意味深な笑みを浮かべる富章、目を奪うファッションのテンちゃん、ヘルメットを被って好物のうどんを手に持つトトちゃん、ひとクセある衣装に身を包んだ“不思議なおじさん”の姿を捉えている。
「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」は9月26日から全国公開。
(C)2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会
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