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バイクで世界一周を目指したカップル、一番印象に残った国は? 「タンデム・ロード」に「電波少年」松村邦洋と土屋Pが感動

2025年6月17日 14:00

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427日間、走行距離6万キロに及ぶバイク旅の記録
427日間、走行距離6万キロに及ぶバイク旅の記録

バイクで世界一周を目指す日本人男女の壮大な冒険を記録したドキュメンタリー映画「タンデム・ロード」が6月13日公開された。109シネマズ木場にて開催された初日舞台挨拶に主人公の滑川将人監督とパートナーの長谷川亜由美さんが登壇。また、伝説のテレビ番組「電波少年」シリーズで知られるお笑いタレントの松村邦洋土屋敏男プロデューサーから応援コメントが寄せられた。

本作は、数多くの映画の演出部として活躍してきた滑川将人(ナメさん)と、パートナーの長谷川亜由美(アユミ)が、アドベンチャーバイク1台で世界一周を目指した様子を自ら撮影し劇場公開用に編集したもの。427日間、走行距離6万キロに及ぶ壮大な旅の一部始終をドキュメンタリーとして完成させた。アユミの地元である福島から出発し、30カ国もの見知らぬ土地を延々と進んでいくふたり。入国トラブル、バイク故障、大喧嘩、各国の社会情勢、資金難……と多くの試練に見舞われる。

アユミは幼少期からの夢だった映像制作会社で働いていたが、憧れの世界で待っていたのは社畜とも言える怒涛の日々と人間関係から来るストレスだった。精神的に限界に達したアユミは逃げるようにパートナーのナメさんとバイク旅へ。しかし、あまりの旅の過酷さに最初は勢いで出発したことを後悔するアユミだったが、道中で出会う人々、想像を超える絶景、命を預け合うナメさんとの絆が、人と関わるのが苦手なアユミの心を成長させていく。

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自らの旅を、自らの手で映像化した滑川監督は「6月13日は、偶然にも僕たちの旅が始まった日。この日に初日を迎えられて感無量です。新たな旅のスタートラインに立てたのは、応援してくださる皆さんのおかげです」と感慨深く語った。長谷川さんも「夢だった映画公開を迎えることができて、本当にうれしいです。映画化は一度は諦めかけた夢でしたが、皆さんのおかげで叶いました」と声を詰まらせながら想いを伝えた。物語は、激務と人間関係に疲れた長谷川さんの視点から、自分自身を見つめ直し、成長していく姿を描いている。作中には彼女が心情を表現したアニメーションも挿入されており、作品の大きな見どころとなっている。

印象に残った国については、2人とも「ロシア」と即答。滑川監督は「日本のすぐ隣に、これほど異世界のような場所があることに驚きました。ロシアの人たちはとにかく優しかった」と振り返った。長谷川さんも「人見知りの私が、人との関わりの楽しさに気づかされた。あの時の気持ちが、今も心に残っています」と語った。

旅の途中の生活については、約半分を自炊で過ごしたという。滑川監督は「北欧ではマクドナルドが2000円くらいしたので、僕が料理を担当しました。モンゴルで食べた、水餃子のようなまんじゅうが美味しかったですね」と回想。長谷川さんは「私はボルシチが印象深いです。ロシアのカフェ(ホテル兼レストラン)では必ずメニューにあって、200キロごとにボルシチを食べていました。まるで日本の味噌汁のように、心がほっとする味でした」と思い出を語った。映画は新宿ピカデリー、109シネマズ木場、全国34館のイオンシネマにて公開中。

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▼コメント全文
松村邦洋
「電波少年」より時間を使い、喧嘩まで本当の顔がみれる臨場感には恐れ入りました。
土屋敏男
世界中のすべての街は誰かのふるさとで、そしてそれらは泥や埃にまみれた道で繋がっている。様々な風景が人間が感情がグラデーションのように毎秒毎分で繋がっていて、気がつくと主人公は地球の裏側に来ている。飛行機で行ってしまえばそれは点と点だがバイクはそれをつながりだと教えてくれる。主人公の不安や喜びの心象風景がそこに色を加え「自分にしかない記憶」として世界が彼女の中に染み込んでいく様はまさに「人生は旅で、旅は人生だ」とそれを見ている人に染み込ませる。旅好きな人も旅好きでない人も旅に出たくなる、自分の旅をしたくなる。そして今いるこの毎日は旅なんだと気づかせてくれるそんな映画。

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