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同級生のメガネを買うために奮闘する姉妹と架空の街の“ミステリーツアー”「ユニバーサル・ランゲージ」8月29日公開

2025年6月2日 17:00

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ティザービジュアル
ティザービジュアル
(C)2024 METAFILMS

カンヌ国際映画祭の監督週間で史上初の観客賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞のカナダ代表にも選出された「ユニバーサル・ランゲージ」が、8月29日から公開される。特報とイラストレーターのウラケン・ボルボックスによるティザービジュアルが披露された。

物語の舞台は、ペルシャ語とフランス語が公用語になった、“もしもの世界”のカナダ・ウィニペグ。七面鳥に、新調したメガネを奪われたと語る少年・オミッドは、学校の先生に黒板の字が読めるようになるまでは、授業を受けさせないと理不尽な待遇を受けてしまう。同情した同級生のネギンと姉のナズゴルは、凍った湖の中に眠る大金を取り出して、新しいメガネを買ってあげようと考えるが、思うようにいかない。そこに廃墟を観光スポットとして紹介する奇妙なツアーガイド・マスードや、仕事に嫌気が差して自暴自棄になったマシューも登場すると展開が一転していく……。

監督はカナダ首相の座を巡る権力争いを皮肉と遊び心たっぷりに描いたブラック・コメディ「The 20th Century」がベルリン、トロントなど世界の映画祭で高く評価されたマシュー・ランキン。

ランキン監督は「この映画の主要なテーマの一つは“人に優しくすること”」とコメントし、言語や文化、さらには自分と他人との境界も曖昧になって混沌とする町で起きる日常の風景が切り取った作品に仕上がっている。アッバス・キアロスタミジャック・タチなどの作風やユーモアセンスを感じさせる。

映画は8月29日からシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開。ムビチケが6月20日から発売され、購入者特典は架空のウィニペグの観光ガイドブック。

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