トム・クルーズ、都庁に降臨! 雨天をものともせず、ファンサに約3時間の神対応
2025年5月6日 21:46

トム・クルーズが5月6日、大ヒットシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」のジャパンプレミアに参加。本シリーズのイベントとしては史上初の開催場所となる東京都庁・都民広場に登場し、レッドカーペットで、駆けつけた約1000人のファンと交流した。

イベントの冒頭では、小池百合子東京都知事が高らかに開会宣言を行い、クルーズと2ショットで写真撮影。続けて、クリストファー・マッカリー監督、長年にわたりクルーズの通訳を務めた戸田奈津子氏、日本語吹き替え版で主人公・イーサン(クルーズ)の声を務める森川智之が参加し、クルーズは輝くような笑顔を見せていた。レッドカーペットには、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン役)、ポム・クレメンティエフ(パリス役)、ヘイリー・アトウェル(グレース役)、グレッグ・ターザン・デイビス(ドガ役)ら豪華キャストも登場。キャストが姿を見せるたびに、観客からは地響きのような歓声があがり、本シリーズの圧倒的人気を感じさせる光景となった。
クルーズが来日するのは、2022年の「トップガン マーヴェリック」以来となる3年ぶり、25回目。なお前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」では全米映画俳優組合のストライキにより、来日が中止となっていた。

この日は最初、あいにくの雨天だったが、“トムスマイル”が雨雲を晴らしたのか、中盤からは雨がすっかり止む展開に。クルーズといえば、丁寧なファンサービスで知られているが、この日もファンひとりひとりに対し、サイン・写真撮影などのリクエストに真摯に対応。雨天をものともせず、約3時間にわたりファンサービスを行う“神対応”を見せた。


クルーズは、レッドカーペットを練り歩くなかで、「トップガン マーヴェリック」で訓練生のひとり、コヨーテを演じ、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」に続き本作でもタッグを組むCIAエージェント・ドガ役のデイビスとすれ違うと、ハグをし、固い握手を交わす場面も。ふたりの師弟のような胸アツな光景に、ファンからもひときわ大きな歓声が上がった。


最後に豪華キャスト陣が、ステージにずらりと登壇。クルーズは「日本が大好きです。この美しい文化に触れることができて、大変嬉しいです。また皆さんあたたかく迎えくださって、本当にありがとうございます。皆さんのために映画を作っています」とメッセージを伝える。


続いて、ペッグが「ありがとう、東京!」と絶叫すると、観客も「ありがとう!」という歓声で応え、「ここに来られて嬉しく思っています。前回は来られず、とても悲しい思いをしました。まだ僕は完成版を見ていなくて、日本のファンの皆さんと見られることを嬉しく思います」と挨拶。ペッグが話し終わると、クルーズが「(腹筋の)シックスパックを見せてあげたら?」と茶目っ気たっぷりに声をかけ、笑い合うなど、ふたりの長年の絆を感じさせた。

クルーズはキャスト陣の姿を眺め、「皆さんのことが大好きです。(キャストたちに)7年間をかけて映画を撮り、ともに生活し、仕事をしました。皆さんを誇りに思っていますし、愛しています。そして大好きなマッカリー監督、この20年間、一緒に仕事をやってきて、我々が成し遂げたことを、本当に誇りに思っています」と、しみじみと感謝を伝えていた。
イベントのフィナーレでは、クルーズの「Light The Fuse!」の掛け声で、映画のモチーフである「導火線に火をつける (Light The Fuse)」をテーマにしたジャパンプレミア特別映像が、都庁舎のプロジェクションマッピングで投影された。おなじみのメロディにのせ、最新作の超絶アクションが映し出されると、会場は大盛り上がり。最後には都庁舎の左右に花火が打ち上がり、イベントは大盛況で幕を閉じた。

最新作のタイトルは、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”が引き継がれ、さらには“ファイナル”と謳っており、「29年におよぶシリーズの最後」「イーサンの最期」など、さまざまな展開を推測させる意味深なものとなっている。前作の最後で、スパイ組織・IMFに所属する主人公イーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開する。
「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」は、5月23日に日米同時公開。

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