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淀川長治さん絶賛、現存する最古の長編影絵アニメーションがオープニング作品に「EUフィルムデーズ2025」予告編

2025年5月3日 09:00

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映画祭のオープニングを飾る「アクメッド王子の冒険」
映画祭のオープニングを飾る「アクメッド王子の冒険」
(C)Primrose Productions

欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が選んだ自国の注目作品を上映する映画祭「EUフィルムデーズ2025」のオープニング作品が、世界初の長編影絵アニメーション「アクメッド王子の冒険」に決定、映画祭予告編(https://youtu.be/Kn8tC06NHVU)と短編作品詳細も発表された。

今回は「ヨーロッパの珠玉のアート・アニメーション集結!」をキャッチフレーズに、「アニメーション」にフォーカスし、各国が厳選した短編および長編アニメーション作品を上映。最先端の3Dアニメーションから現存する最古の長編影絵アニメーションまで長編13本、短編31本の全44作品がラインナップされている。

映画祭のオープニングを飾る「アクメッド王子の冒険」は、1926年に「千夜一夜物語」を元に制作された、影絵アニメーションの先駆者ロッテ・ライニガーの処女作だ。本作は、世界初の長編影絵アニメーションというだけでなく、その芸術的かつ娯楽的な質の高さで長年世界中の作家に多大なる影響を与え、その美しさに魂をうたれたと映画評論家の故・淀川長治氏も絶賛した作品だ。今回は、ドイツの著名な電子音楽ユニット「タイッヒマン兄弟」とツィター奏者L.Hurtが新たに制作したサウンドトラック付きで上映する。

短編作品は、テーマごとにまとめた5つのプログラムで上映。プログラム1「環境と共生」は、人間を取り巻く環境や生き物との繫がりを詩的に描いた7作品、プログラム2「感情と絆」は、登場人物の心情に深くフォーカスし、人と人とを繫ぐ心の絆について描く7作品、プログラム3「日常とうつろい」は、日々変化する時代の価値観や環境、周囲との関係性の中で生きるキャラクターの姿を描いた7作品、プログラム4「記憶と歴史」は、各国の歴史とそこに生きた人々を現代にリンクさせて描いた3作品、プログラム5「欲望と秘密」は、心の内側に隠された欲望や秘密をテーマにした7作品。作品詳細は公式HP(https://eufilmdays.jp/year2025/)で紹介している。

▼EUフィルムデーズ2025開催期間&会場
大阪(テアトル梅田):5/9~5/29
東京(シアター・イメージフォーラム):6/28~7/11
名古屋(キネマノイ):7月下旬
福岡(福岡市総合図書館映像ホール・シネラ):8/20~8/24、8/27~8/30(9日間・予定)
京都(京都文化博物館):9月(予定)

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