【衝撃】地上35メートルの空中プールを破壊→テロリストを突き落とす! 「アマチュア」復讐シーンの裏側とは?
2025年4月13日 13:00

ラミ・マレックが主演するスパイスリラー「アマチュア」(公開中)から、殺しの“アマチュア”による前代未聞の復讐シーン撮影の舞台裏が明らかになった。地上35メートルの空中プールをド派手に破壊するシーンは、実在する天空プールと視覚効果を掛け合わせ、こだわり抜かれた仕上がりとなっている。
愛する妻・サラ(レイチェル・ブロズナハン)と平穏な日々を過ごす、CIAのサイバー分析官・チャーリー(マレック)は、タフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無。しかし、ロンドン出張中のサラがテロリストによって命を奪われ、彼の人生は一変する。チャーリーはテロリストたちへの復讐を決意し、CIAの教官・ヘンダーソン大佐(ローレンス・フィッシュバーン)に、特殊スパイとしてのトレーニングを志願。やがて彼は、持ち前の頭脳と知識を武器に、予測不能な復讐劇を繰り広げる。

頭脳派スパイ・チャーリーが仕掛ける予測不能な復讐方法は、本作の最大の見どころ。劇中で、テロリストのひとりが、2棟の超高層ビルの屋上をまたぐプールでの遊泳を楽しんでいることを知ったチャーリーは、プールを丸ごと破壊し地面に落とすことで、復讐を遂げようと画策する。

このシーンは、英ロンドンに実在するエンバシー・ガーデンという集合住宅に設置された、地上35メートルの屋外プールに着想を受けたという。プロダクション・デザイナーのマリア・ドゥルコビッチが、「この上なく素晴らしいロケーションでした。ジェームズ・ホーズ監督に見せた瞬間に彼も同じ反応を示しましたし、撮影の許可が下りるとは思っていませんでしたが、予想が外れて嬉しかったです」と語るように、一部シーンの撮影は、実際に現地で行われた。
さらにドゥルコビッチは、「撮影ではプールの実寸模型も作成しました。それを実際のシーンと同じく破壊し、ワイヤーで吊るしたキャストを落とすことで、視界から消える瞬間のパニックの表情をとらえることができました」と、リアリティ溢れるシーンへの並々ならぬこだわりを告白する。

同シーンで製作陣が最も苦労したのが、“プールの亀裂”と“水”の表現。緊迫感溢れるシーンにするべく、プールに広がる亀裂に伴う水の動き・泡の生まれ方などをシミュレートし、高度なデジタル効果で再現。最終的なシーンは、抜群のロケーションで撮影された実写映像と、最先端の視覚効果を融合させた、観客の目を引きつける映像となっている。予告編で同シーンを見た人々からは、「このシーンどうやって撮影してるの?」「早くこのシーン見たい!」など、衝撃の声が挙がっており、本編ヘの注目度が高まっている。
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