【本日公開】“殺しのアマチュア”が、“プロフェッショナル”ゴルゴ13とコラボ！　特別激励ビジュアル完成

愛する妻・サラ（レイチェル・ブロズナハン）と平穏な日々を過ごす、CIAのサイバー分析官・チャーリー（マレック）は、タフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無。しかし、ロンドン出張中のサラがテロリストによって命を奪われ、彼の人生は一変する。チャーリーはテロリストたちへの復讐を決意し、CIAの教官・ヘンダーソン大佐（ローレンス・フィッシュバーン）に、特殊スパイとしてのトレーニングを志願。やがて彼は、持ち前の頭脳と知識を武器に、予測不能な復讐劇を繰り広げる。

このほど、狙った獲物を確実に仕留める超A級スナイパーの活躍を描いた国民的ハードボイルド漫画「ゴルゴ13」を手がけるさいとう・プロダクションが、本作にコラボビジュアルという形でエールをおくり、日米同時公開に花を添えた。さいとう・プロダクションは、さいとう・たかをさんが1968年よりビッグコミック（小学館刊）で連載を開始し、さいとうさんが2021年に逝去したあとも、その遺志を継ぎ、連載を継続している。本名、年齢、国籍、経験等は一切不明の超A級狙撃手・ゴルゴ13は、どんな無茶な依頼も、鮮やかかつ洗練された狙撃の技術で成功させる、まさに“プロフェッショナル”だ。

ビジュアルでは、そんな“プロフェッショナル”のゴルゴ13と、人を殺すことはおろか、人に向かって銃を撃つことさえもできない“アマチュア”のチャーリーが、背中合わせで並び立っている。正反対のふたりでありながらも、殺しの使命を背負った両者の瞳からは、揺るがない覚悟がうかがえる。

チャーリーについて、さいとう・プロダクションは「さいとう・プロダクションが日々制作を続ける『ゴルゴ13』というキャラクターは、高額の報酬で標的の狙撃を請け負うプロですが、非常に安い額で依頼を受けることがたまにあります。そんな時彼は、情にほだされたりしているのではなく、ただ依頼人がその額を用意するのにどのくらいの犠牲を払ったのかという『本気度』を計っている気がします。その意味で、確実なプロに依頼するのではなく自らの手による復讐を誓った本編の主人公の『本気』には敬意を表します」と語る。

さらに、「そして以下に、命のやりとりに関するゴルゴのセリフを引用して主人公へのエールとしたいと思います。『この世界は、病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ちあわせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ…………』」とコメントを寄せ、誰よりも臆病なチャーリーが、唯一の武器である“頭脳”を駆使して繰り広げる復讐劇に向け、熱烈な激励メッセージをおくった。