第19回田辺・弁慶映画祭コンペ4月募集開始、「弁セレ2025」5月開催決定!
2025年3月21日 11:00

第19回田辺・弁慶映画祭が11月7日から9日までの3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催されることが決定。コンペティション部門の作品募集が4月18日からスタート(7月18日まで)する。
これまで多くの若手監督作品を選出し、コンペ部門受賞監督や出演俳優たちがその後商業映画で活躍していることから、“インディーズの登竜門”と高い評価を得ている同映画祭。第18回は過去最高となる175本の応募があり、厳選された入選8作品の中から馬渕ありさ監督「噛む家族」が弁慶グランプリと観客賞、キネマイスター賞、フィルミネーション賞、わいず倶楽部賞の5冠を獲得。木村ナイマ監督「天使たち」が映画.com賞、宮坂一輝監督「温帯の君へ」の山下諒・二田絢乃・さいとうなり(アンサンブル演技)と、「わたしの頭はいつもうるさい」を監督・主演した宮森玲実が俳優賞、西崎羽美監督「よそ者の会」がキネマイスター賞を受賞した。
そして、第18回受賞作品を特集上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2025」が、5月9日から6月5日までテアトル新宿、6月20日から26日までテアトル梅田で開催されることも決定し、あわせてチラシビジュアルが公開された。

馬渕監督の「噛む家族」は、人を見ると理性を失い、噛みつき感染させてしまうゾンビの家族を主人公に、SNSと隣り合わせな生活の中で、直接顔を合わせることなく、一瞬で簡単に文字だけで対象を攻撃し追い詰めていく様子を描いたゾンビ映画。出演は、東杏璃 阿部能丸 登坂香代子 隈坂健太ら。馬淵監督は第17回に「ホモ・アミークス」で入選するも無冠に終わっていたが、観客、審査員から高い支持を得てリベンジを果たした。2年連続で入選し、翌年にグランプリを受賞したのは田辺・弁慶映画祭史上初となる。
映画.com賞を受賞した木村監督の初長編作品となる「天使たち」は、歌舞伎町の夜の街を舞台に、高校卒業後、実家を出るためにガールズバーで働きはじめた19歳のなる、奨学金返済のため大学に通いながらガールズバーで働いてきた21歳のマリアが、他人との関係や自分自身の存在価値を見つけようともがき、救われたいと願う姿を描いた人間ドラマ。木村監督の世界を見る視点と、色彩豊かな映像センスが光る作品。なるを龍村仁美、マリアを河野聖香が演じた。
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