坂本龍一さんが発起人「東北ユースオーケストラ演奏会 2025」宮城、東京、大阪でのライブビューイング開催！

東日本大震災直後に坂本氏の呼びかけで始まった、岩手・宮城・福島県出身の小学生から大学生までの混成オーケストラ「東北ユースオーケストラ」。楽団員は東日本大震災の被災三県（岩手県・宮城県・福島県）を中心に、ふだんは異なる組織で演奏をしている小学生・中学生・高校生・大学生たちが、プログラム（演奏）ごとに楽団編成を変えながら活動している。その活動は、単なる演奏目的にとどまらず、東北の子どもたちが、優れた音楽家による指導や演奏をはじめ、普段は会うことのないさまざまな人々との交流を通じて世界を知り、沢山の仲間たちとともに経験していく「成長の場」であり、子どもたちの活力が、周囲の大人や地域全体、そして東北全体に活力を与え、あたらしい未来をつくりだすことを目指すもの。

坂本氏が109シネマズプレミアム新宿の全シアターに搭載されている音響システム「SAION -SR EDITION-」を監修した縁と、一人でも多くの方に「東北ユースオーケストラ」の活動を知ってほしいという劇場からの思いにより、今回のライブビューイングが実現した。

10周年となる今年のゲストは、坂本龍一氏が最晩年にコラボレーションしたウクライナの若きバイオリニストのイリア・ボンダレンコ氏。坂本氏がイリア氏のために書き下ろした「Piece for Illia」のオーケストラバージョンが、イリア氏と東北ユースオーケストラによる初披露となる。