「BETTER MAN ベター・マン」ロビー・ウィリアムス&ニコール・アップルトンが恋に落ちる! 「She's The One」パフォーマンス映像
2025年3月13日 11:00

「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督最新作「BETTER MAN ベター・マン」の本編映像の一部が公開された。映像では、ロビー・ウィリアムスの代表曲の1つ「She's The One」にのせて、主人公のロビーと90年代にUKポップアイコンとして一世を風靡したガールズグループ「オール・セインツ」のメンバー、ニコール・アップルトンが恋に落ちていく様子が描かれる。
本作の主人公は、イギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持する“スーパー”ポップスターのロビー・ウィリアムス。1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、その後ソロアーティストとして世界的な成功を収めたウィリアムスをサルの姿で表現し、彼の成功と挫折、再生を通して、支えてくれる家族、仲間、恋人の存在の大切さを描いた。第97回アカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされた。
映像に切り取られているのは、「She's The One」のミュージカルシーン。南フランスを舞台にした大晦日の船上パーティーで運命的な出会いを果たすロビーとニコールが、優雅な歌唱とダンスを披露する。
製作チームはこの幻想的でエモーショナルな本シーンを撮影するため、約2カ月もの間、24時間体制でセットを組み立て、スタジオに“スーパーヨット”を建造。本作最大規模のセットを用いて撮影された。映像には、広い船上を大胆に駆け巡り、パ・ド・ドゥと呼ばれるバレエダンスを複雑な動作やリフトを交えながら踊る2人の姿がとらえられている。
劇中に登場するウィリアムスの楽曲は、そのほとんどが本作のために再レコーディングされたもの。いずれもチャート上位にランクインしてきた大ヒット曲であることから、新バージョンはストーリーに貢献しつつも、オリジナルから大きく逸脱することがないようバランスが求められた。
グレイシー監督は、「歌詞は一切変えていませんが、ロブが経験したことが観客の心により深く伝わるよう、曲の歌詞に重点を置いています。ストーリーをそれぞれの曲の歌詞を通じて物語を探求したり、それを補完したり、ベースにしたり、あるいはその瞬間を引き立てるようなプレイをする必要がありました」とこだわりを明かしている。
「She's The One」も99年にウィリアムスがリリースしたオリジナルと比較すると、ニコールの声が合わさることで、よりダイナミックになる一方で、原曲から感じられるもの哀しさを内包。ロマンチックな出会いに胸を高鳴らせるふたりを待ち受ける、順風満帆とはいえない未来をも想起させる、監督の演出手腕が光る仕上がりとなっている。
「グレイテスト・ショーマン」でもタッグを組んだ音楽スーパーパイザーのジョーダン・キャロルも、「彼(グレイシー監督)は驚異的なビジュアルと心の琴線に触れるシーンを作り出す天才なのです。音楽とビジュアルの相乗効果を求めている。一音一音を大事にしながら、音楽からも物語を描いていく彼の仕事はとてもやりがいがありました」と監督を称えている。
「BETTER MAN ベター・マン」は3月28日全国公開。
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