浅野忠信主演「レイブンズ」メイキング動画&30秒予告公開 鴉の化身ヨミちゃんとは?
2025年3月7日 09:00

浅野忠信が伝説の天才写真家・深瀬昌久を演じる映画「レイブンズ」のメイキング動画(https://youtu.be/lFad05UFB9o)&30秒予告が公開された。
本作は、実在した写真家、深瀬昌久の実話に着想を得て制作されたフランス、日本、ベルギー、スペイン合作映画。写真家深瀬と妻洋子の波乱万丈の50年愛を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いたダークでシュールなラブストーリーだ。監督、脚本は「イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語」などで知られ、写真家、ミュージシャン、グラフィックデザイナーとしてのキャリアを持つイギリス人監督マーク・ギル。

妻・洋子を瀧内公美、古舘寛治が深瀬の父親の深瀬助造、池松壮亮が写真家・深瀬昌久の助手正田、高岡早紀が深瀬の行きつけの新宿ゴールデン街のバー「南海(なみ)」の店主を演じる。闇を抱えていた深瀬。それは異形の”鴉の化身”として転生し、哲学的な知性で翻弄する。闇堕ちから深瀬を守ろうとする妻・洋子――ふたりのダークでシュールなラブストーリーが展開する。
このほど公開されたメイキング動画は、浅野忠信と古舘寛治が殴り合うシーンのリハーサル風景で、浅野のパンチを「可愛いね」とほほ笑む古舘、現場をなごませるベテラン俳優ならではのほっこりした映像、イギリス人のマーク・ギル監督と英語でやりとりする浅野など、レアな姿が収められている。そのほか、本編動画として浅野忠信×鴉の化身 「タクシー」編(https://youtu.be/JdUiqrJx1x0)、「ピアノ」編(https://youtu.be/ik3aE_tD-Io)も併せて披露された。

さらに、浅野が演じる写真家、深瀬の内面の闇を表現する“鴉の化身ヨミちゃん”について浅野、ギル監督、クリーチャー造形の百武朋からのコメントも到着。映画は3月28日からTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国公開。
見ている方は楽しいですけど、ホセ(ヨミちゃんマスクの俳優:ホセ・ルイス・フェラー)さんが、あのマスクをしてあの状態でいるのはとても大変だったと思います。本当にユーモアのあるヨミちゃんを演じてくれたので、そこでバランス取れたというのはあったかもしれないですね。ホセさんの人柄がとっても穏やかで、懐の深い感じで、その方がヨミちゃんになった時に、深瀬さんの甘えだったり、いろんなものが出せたので、ホセさんの魅力に本当に感謝しています。
苦悩する芸術家の問題を言葉で説明せずに、深瀬の内面を視覚的に表現する方法として考えました。このヨミちゃんのキャラクターは面白い試みだと信じています。

深瀬に寄り添う「ヨミちゃん」は、魑魅魍魎や闇などを纏った形にデザインしています。特殊メイクの工程は、ヨーロッパの役者さんのスキャンデータを送ってもらい、そのデータをベースに3Dで造形、出力して仕上げました。目は金箔を使用しています。無機質な日本の面と有機的な生物の融合体の「ヨミちゃん」ですが、見る人によって見え方が異なって見えれば、嬉しいです。私が作ったキャラクターでも上位に入るキャラです。
(C)Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, The Y House Films
関連ニュース




ガレッジセールのゴリこと照屋年之監督最新作「かなさんどー」2025年公開 松田るか主演、堀内敬子・浅野忠信が夫婦役
2024年4月15日 12:00


映画.com注目特集をチェック

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレ厳禁の超一級サスペンス】全感覚を研ぎ澄ませろ――スパイによる究極のスパイ狩り
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント